船岡山と建勲神社の紅葉・2012年

京都市北区にある船岡山は、背の低い丘のような山です。

船岡山には、公園と建勲神社(たけいさおじんじゃ)があります。

山には、カエデが多いというほどではありませんが、何本もあるので、秋になると紅葉を楽しむことができます。

ということで、11月下旬に船岡山と建勲神社に紅葉を見に行ってきました。

船岡山

市バス亭「船岡山」で下車し、南に少し歩くと船岡山があります。

山への入口には、金色に染まったイチョウの木が1本。

船岡山の入口のイチョウ

船岡山の入口のイチョウ

緩やかな坂道を進み、山の中腹辺りに来ると、道の脇に真っ赤に染まったモミジが何本もありました。

中腹の紅葉

中腹の紅葉

船岡山は、標高約112メートル、東西約400メートルの丘陵で、船に似た姿をしていることから、その名が付きました。

頂上からは、京都市街をぐるっと眺めることができます。

頂上

頂上

頂上にあったモミジは、たっぷりと日差しを浴びて鮮やかな赤色になっていましたよ。

建勲神社

船岡山の頂上で小休止した後は、建勲神社へ。

建勲神社は、船岡山の上に建っています。位置は、山の南東になります。

建勲神社へと向かう途中にも、赤色、オレンジ色、黄色に染まったモミジがところどころにありましたよ。

建勲神社へ

建勲神社へ

入口近くの石段のモミジも良い感じに色付いています。

石段の紅葉

石段の紅葉

反対側の石段のモミジは、日差しを浴びてキラキラと光っています。

反対側の石段の紅葉

反対側の石段の紅葉

参道の脇にも何本かカエデが植えられていますが、こちらは、青葉が多かったですね。

真っ赤なモミジもありましたが、全体的に色付き始めたばかりといった感じです。

参道

参道

そして境内に到着。

石段上の拝殿前のカエデは、オレンジ色から赤色に変わりつつある状況。

境内

境内

下から見ると、こんな感じです。

狛犬とモミジ

狛犬とモミジ

建勲神社は、織田信長を祀る神社で、明治2年(1869年)に明治天皇によって創建されました。

拝殿前から東を望むと、晴れている時には、大文字山が見えます。

拝殿前からの眺め

拝殿前からの眺め

しかし、訪れた日は、やや雲が多かったので、大文字山が見にくかったですね。

船岡山も建勲神社も、観光で訪れる人は少なめです。

紅葉の時期でも、あまり人に知られていないせいか、境内には、私以外に誰もいませんでしたよ。

モミジは、それほど多くはありませんが、静かに紅葉狩りをしたい方は、船岡山に上って、建勲神社にお参りすると良いのではないでしょうか。

なお、建勲神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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