京都御苑の梅林2011年2月21日の状況

京都には、梅の名所がいくつかあります。

その中でも、上京区の京都御苑内の梅林は、比較的多くの梅の木が植えられています。

京都御苑内に入るのに入場料は必要ないので、京都でお手軽に梅を観賞しようとお考えの方には、おすすめの場所です。

私も2月21日に訪れたのですが、全体の1割程度しか梅の花は咲いていませんでした。

つぼみだけの梅から見頃に近い梅まで多種多様

先ほど、咲いている梅は1割程度と書きましたが、全体が一分咲きということではありません。

梅林全体の梅の木のうち、花が咲いている梅の木が、1割程度ということです。

つまり、10本あれば1本だけ花を付けているという状況ですね。

下の写真は、梅林の一画を写したものですが、左端の木を除き、ほとんとの梅が開花を待っている状態です。

咲いている梅が少ない梅林

咲いている梅が少ない梅林

このような状況だと、花を付けている梅の木も、まだつぼみだらけなのではないかと思ったのですが、意外にも見頃に近いものを発見しました。

見頃に近付いている梅

見頃に近付いている梅

上の写真に写っている梅の木の周りでは、たくさんの人が写真撮影をしていました。

私も近くで1枚撮らせていただきました。

ピンク色の花がたくさん咲いています。つぼみも膨らんできており、そろそろ咲きそうです。

枝には花とそろそろ咲きそうなつぼみがいっぱい

枝には花とそろそろ咲きそうなつぼみがいっぱい

この日、一番たくさんの花を付けていたのが、上の梅の木でした。

他にも、たくさんの花を付けている梅はあったのですが、それでも五分咲きといった感じです。

下の写真は、梅林の南側にある紅白の梅です。

どちらも三分咲き程度ですね。

梅林南の紅白の梅

梅林南の紅白の梅

ピンク色の梅は、なんとなく花が乾燥しているように見えました。

ピンク色の梅の花

ピンク色の梅の花

つぼみがたくさんあるので、これからもっと花が咲きだすのでしょうが、少し元気がないように感じます。

逆に白梅の方は、花の数は少なかったのですが、生き生きとしているように見えます。

白色の梅の花

白色の梅の花

まだまだつぼみがたくさん残っているので、これからさらにきれいな花を付けそうですね。

梅林の梅を観賞し終えた後は、京都御苑の南側の出口へ。

その途中、閑院宮邸の少し北に2本の梅の木が花を付けているのに気付きました。

閑院宮邸の少し北にある梅

閑院宮邸の少し北にある梅

赤い方の梅は、まだまだですが、白梅は見頃です。

白い梅の花が夕日に照らされて、より真っ白に見えました。

この日の梅林の状況から予想すると、見頃は3月上旬になりそうですね。

ちなみに梅林の北側にある桃林は、どの桃も枝につぼみが付いている状態でした。

桃林の様子

桃林の様子

桃の開花は、まだまだ先のようですね。

訪れるタイミングが良ければ、梅と桃を同時に楽しめそうです。

また、京都御苑の北側の近衛邸跡の糸桜は早咲きなので、3月下旬に訪れると桃と桜を楽しむことができますよ。

なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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