新緑に包まれた哲学の道

初夏は、新緑がきれいな季節です。

しかも京都観光には、ちょうど良い気候で、いろんなところを散策したくなります。

また、この時期は、観光客の方が少ないので、普段、人が多くてゆっくりと拝観できない名所を深く味わうことができるのも魅力ですね。

という訳で、観光シーズンになると人が多くてゆっくりと散策できない哲学の道とその周辺を訪れてみました。

のんびりと歩く哲学の道

まずは、哲学の道を北から南へと歩いてみました。

桜の季節になると人が多くて歩くのも一苦労なのですが、初夏になるとほとんど人がいません。

晴天の日の散歩には、もってこいの散策路ですね。

春は、あれだけピンク色だった哲学の道も、この時期は、新緑が鮮やかで、全体的に黄緑色です。

哲学の道の新緑

哲学の道の新緑

哲学の道というと、せわしなく、ざわざわとしたイメージがありましたが、観光シーズン以外の時期は、何とも静かです。

鴨も人の声に怯えることなく、のんびりと泳いでいました。

疎水を泳ぐ鴨

疎水を泳ぐ鴨

新緑に包まれた永観堂

哲学の道を歩き終えた後は、永観堂に向かいました。

永観堂と言えば、秋の紅葉が有名です。

紅葉が有名と言うことは、新緑も美しいのでは?

そう思って永観堂の中を覗いてみると、やはり予想通り。

永観堂の門付近の新緑

永観堂の門付近の新緑

溢れんばかりの新緑が目に飛び込んできます。

門の中に入ってみると参道には白色とピンク色のツツジがきれいに咲いています。

ツツジと新緑

ツツジと新緑

ツツジと新緑は、よく合っていますね。

永観堂は、参道の新緑を観賞しただけだったのですが、十分に満足できました。

永観堂の参道の新緑

永観堂の参道の新緑

南禅寺の新緑

南禅寺も永観堂と同様に有名な紅葉の名所です。

三門前の木々は、緑色の葉をたくさん付けていました。

南禅寺の三門

南禅寺の三門

南禅寺は、永観堂よりも観光客の方が多めでしたが、それでも観光シーズンに比べると、かなり少なかったです。

今回は、庭園を観賞しませんでしたが、境内の人の少なさから想像すると、貸切に近い状態で、拝観できたかもしれませんね。

三門下の新緑

三門下の新緑

南禅寺の新緑を楽しんだ後は、蹴上のツツジを観てきました。

山の斜面は、桜餅を並べたようにピンク色の塊でいっぱいです。

蹴上のツツジ

蹴上のツツジ

もう少し日が経つと一面、桜餅となりそうですね。

蹴上には、京都市上下水道局蹴上浄水場があるのですが、毎年、ゴールデンウィーク頃に一般公開されます。

「ふぉっとする京都」さんが、この一般公開を観に行かれたようで、その時の模様が以下の記事で紹介されています。ご覧になってみてください。

  • 蹴上のツツジとレンガ建築 2014年7月4日追記:先ブログは閉鎖しています。

初夏の京都は人が少なく、散策にも適した気候なので、この時期の京都観光はおすすめですよ。

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