北区一覧

比叡山を望む正伝寺の獅子の子渡し庭園

京都市北区の正伝寺には、遠くに比叡山を望む獅子の子渡し庭園があります。 割と簡素な庭園なのですが、ここから眺める比叡山は格別で、一度訪れるとその風景を忘れることができませんね。 京都らしさを感じられるかというと、そうでもありません。 でも、自然の中でのんびりと風景を楽しめる庭園としては、京都の中でもトップクラスと言えます。 今回の記事では、正伝寺の獅子の子渡し庭園を紹介します。

山々に囲まれて壮大な金閣寺の鹿苑寺庭園

京都市北区の金閣寺は、京都の中でも人気の観光名所です。 誰もが一度は聞いたことがある寺院であり、そして、金色に輝く舎利殿(金閣)をテレビなどで見たことがない日本人はほとんどいないでしょう。 金閣寺は、もともとはお寺ではなく、室町幕府3代将軍の足利義満の隠居所として造営された北山殿でした。 それゆえか、金閣寺の庭園は、壮大な景観をしています。

春から初夏に移りつつある地蔵院・2021年

4月上旬。 京都市北区の地蔵院に参拝しました。 地蔵院には、様々な色の花を咲かせる五色八重散椿が植えられており、毎年3月から4月上旬にかけて見頃を迎えます。 普段は、参拝者が少ない地蔵院ですが、五色八重散椿が咲くころには、それを見ようと訪れる人が増えますね。

平野神社で遅咲き桜が見ごろを迎える・2021年

4月上旬に北野天満宮に桜を見に行った後、近くの平野神社にも参拝しました。 平野神社は、桜の名所として知られており、毎年、3月中旬から4月末にかけて、様々な種類の桜を楽しむことができます。 人気なのは、3月下旬に見ごろになる枝垂れ桜の魁(さきがけ)とその少し後に開花するソメイヨシノです。 ソメイヨシノが見ごろになると、境内は花見客でごった返しますが、ソメイヨシノが見ごろを終えると一気に人が減ります。 そして、その頃から境内では、遅咲きの桜が見ごろに入ってきます。 今回は、遅咲きの桜を見るために平野神社を訪れました。

松と空が爽やかな初秋の上善寺・2020年

9月初旬に出雲路橋のサルスベリを見た後、西に5分ほど歩いて上善寺を訪れました。 上善寺に参拝するのは、久しぶりで、最後に参拝したのがいつかも思い出せないほどです。 せっかく近くに来たことですし、上善寺にも久々にお参りをしていこうと思い、立ち寄ることにしました。

初秋に参拝した天寧寺・2020年

9月初旬。 京都市北区の上善寺に参拝した後、南に少し歩き天寧寺(てんねいじ)に参拝しました。 天寧寺は、寺町通沿いに建つお寺です。 あまり有名なお寺ではないのですが、境内には、意外と見るものが多いです。 私は、過去に何度か天寧寺を訪れていますが、今回は久しぶりの参拝になりますね。

出雲路橋で咲くサルスベリ・2020年

9月初旬。 賀茂川のほとりの遊歩道をのんびりと歩き、出雲路橋に行きました。 出雲路橋のたもとには、数本のサルスベリの木が植えられており、8月から9月にかけて花を咲かせます。 サルスベリの見ごろは、8月中旬頃ですが、割と花が咲いている期間が長いので、9月に入っても楽しめますね。

朝鮮通信使が宿泊した大徳寺

天正19年(1591年)に豊臣秀吉は、肥前名護屋に城を築き、ここを拠点に朝鮮に出兵しました。 この第一次朝鮮出兵は文禄の役と呼ばれており、やがて講和交渉が行われました。 しかし、交渉は決裂し、第二次朝鮮出兵(慶長の役)が行われます。 慶長の役は、豊臣秀吉の病死により、日本軍の撤退で終わりましたが、日本と朝鮮との国交は断たれたままでした。 そのため、徳川家康が、両国の国交を回復するため、朝鮮通信使を江戸に迎えることになりました。

おくどさんと平野神社

料理に欠かせないものと言えば火です。 現在ではガスレンジなどで簡単に火を起こせますが、かつては、手間のかかる竃(かまど)で火を起こし料理をしていました。 京都では、竃(かまど)のことを「おくどさん」といいます。 「さん」は敬称なので、「おくど」が竃ということになります。 では、京都では、なぜ、竃のことを「おくど」と呼ぶようになったのでしょうか。 実は、京都市北区に建つ平野神社に祀られている祭神が、その由来なのです。