幕末一覧

坂本竜馬危機一髪・寺田屋

前回の記事では、坂本竜馬と中岡慎太郎が暗殺された近江屋跡について紹介しましたが、竜馬が宿泊中に命を狙われたのは、近江屋だけではありません。 竜馬がなくなる前年の慶応2年(1866年)1月23日にも伏見の寺田屋で伏見奉行所に捕縛されそうになっていたのです。

池田屋事件の跡地は今どうなっているのか?

前回の記事では、新撰組の最後の屯所について紹介しましたが、今回も新撰組について少々書いてみたいと思います。 新撰組は、幕末の京都の治安維持に務めた組織だったのですが、この新撰組を有名にした事件が、元治元年(1864年)6月に起こります。 それは、池田屋事件と呼ばれますが、では、この事件はなぜ起こったのでしょうか?

新撰組最後の屯所

江戸幕府末期、当時の政局は京都で動いていました。 開国か攘夷(外国人を追い払うこと)か。勤王(天皇中心)か佐幕(江戸幕府中心)か。 そんな時代に京都の治安にあたったのが新撰組でした。 新撰組の屯所として有名なのは結成当時の壬生の八木邸ですが、その後、西本願寺に移り、最後の屯所となったのは不動堂村です。

金戒光明寺と会津藩

京都市左京区に金戒光明寺というお寺があります。 場所は、平安神宮から北東に5分程度歩いたところで、近くには真如堂や吉田神社もあります。 金戒光明寺は、浄土宗のお寺なのですが、会津藩と所縁のあるお寺でもあります。

武家政治の確立と終焉の地・鳥羽

これまで3回にわたって鳥羽にある名所旧跡を紹介してきましたが、今回は鳥羽の歴史について書いてみようと思います。 鳥羽が歴史に登場するのは、鳥羽離宮の造営の他に武家政治に影響を与えた2つの有名な事件があります。