6月上旬に京都市左京区の岡崎神社にサツキを見に行った後、北に約3分歩き、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)に参拝しました。
この時期の金戒光明寺では、境内の所々でアジサイを見ることができます。
まだ6月上旬なので、アジサイはあまり咲いてなさそうですが、今年の京都はアジサイの開花が例年より早いようなので、金戒光明寺でも意外と咲いているのではないかと思い参拝した次第です。
アジサイは咲き始めたばかり
金戒光明寺には、市バス停「岡崎神社前」から北に約3分歩くと到着します。
バス停から石段を上っていき南門を過ぎて少し歩くと、熊谷堂が建っています。
熊谷堂の縁側にはプランターが多く並び、華やかでしたよ。

熊谷堂の花
熊谷堂の近くにある蓮池のほとりでは、ガクアジサイが咲き始めたばかりでした。

蓮池のガクアジサイ
小ぶりで色も緑色が目立っていたので、アジサイの花と気づくのに時間がかかりました。
蓮池の西洋アジサイも、まだ花が緑色でした。
石垣の上では、クチナシが白色の花を咲かせていますね。

クチナシ
青空と緑がなんとも爽やかです。
山門の前では、カエデが赤色の葉をつけていました。

山門と赤色のカエデ
ここだけ秋のような景色であります。
山門近くの西洋アジサイは、蓮池よりもたくさん咲いていましたよ。

西洋アジサイ
全体的な見ごろには、もう少し時間がかかりそうでしたが、大きな丸い花がいくつも見られ華やかになってきていました。
青色のアジサイは小さいですね。

青色のアジサイ
これからもっと大きくなるのでしょうか。
それとも、このサイズのままなのでしょうか。
ガクアジサイは、西洋アジサイより花数が多めでした。

ガクアジサイ
でも、ガクアジサイも見ごろには少し早かったです。
石段脇では、昼間なのに行燈(あんどん)に明かりが点いていました。

石段と行燈
ライトアップの試験点灯でしょうか。
この時期にライトアップが行われるようには思えないのですが。
石段の先には、大きな御影堂(みえいどう)が建っています。

御影堂
久しぶりに御影堂の中に入ってお参りをしましょう。
堂内には、浄土宗の開祖の法然上人の御影が祀られています。
特別公開の時は、御影堂から諸堂や庭園を拝観できますよ。
特別公開は、秋の紅葉の時期に行われることが多いです。
手水鉢のアヒルが、随分と少なくなっていました。

手水鉢
以前は、手水鉢いっぱいにアヒルや玉などが入っていたのですが。
少し寂しい感じもしますが、これが、一般的なお寺の手水鉢ですよね。
金戒光明寺のアジサイは、6月上旬に咲き始めたばかりでした。
毎年、アジサイの見ごろは、6月中旬から下旬です。
境内には、人がほとんどおらず、落ち着いて参拝できますよ。
この後は、栄摂院にサツキを見に行きます。
なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。