9月中旬。
京都市上京区に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。
梨木神社には8月下旬にも参拝していますが、そろそろ萩が見ごろを迎えているだろうと思い、あまり間隔をおかずに再訪しました。
萩の宮とも呼ばれる梨木神社は、京都市内でも多くの萩が植えられており、9月中旬から下旬に見ごろとなります。
花数が少な目の萩
梨木神社の最寄り駅は、地下鉄今出川駅です。
駅からは、南東に10分ほど歩くと梨木神社の鳥居の前に到着します。
京阪電車だと出町柳駅から南西に徒歩約10分です。
空は雲ひとつない晴天。
梨木神社の参道の両脇には、たくさんの萩が植えられています。
植えられている萩の数がとても多く、そのうち参道全体が萩に覆われてしまうのではないかと思うくらいです。
でも、花数が少ないですね。
どうやら見ごろには少し早かったようです。
今年の京都は、8月下旬に涼しくなってきたのですが、9月に入ってから再び暑くなり真夏のような日が続きました。
梨木神社の萩がまだ見ごろに入っていないのは、そのような気候の影響もあるのかもしれません。
それでも、参道の萩の中には、たくさんの花を咲かせているものもありましたよ。
参道を北に進むと、神門が建っています。
神門近くのカエデは、青々とした葉をたくさんつけています。
神門をくぐった先には、拝殿が建ち、その周囲にも多くの萩が植えられています。
拝殿前の赤色の萩は、ほぼ見ごろとなっていましたよ。
これくらい多くの花が咲いていると萩も見ごたえがあるんですけどね。
拝殿の後ろの本殿にお参りをしましょう。
本殿には、明治維新に貢献した三條実萬(さんじょうさねつむ)と三條実美(さんじょうさねとみ)の父子が祀られています。
創建は、明治18年(1885年)なので、京都の神社の中では比較的新しいですね。
本堂の前にも鬱蒼と萩の葉が生い茂っていましたが、まだ花はあまり咲いていませんでした。
私が梨木神社に訪れた日は、赤色の萩の花が多めに咲いていましたが、白色の萩の花も所々で目にすることができました。
咲き具合で言うと、白色の花の方が見ごろに近い感じでしたよ。
本殿にお参りを済ませ、萩も一通り観賞したので、そろそろ境内から出ることに。
参道ではテントが設置されていました。
2019年の梨木神社では、9月21日から23日まで萩まつりが催されます。
抹茶席が用意される他、22日には茂山社中の狂言の奉納、23日には上方舞や居合抜刀術なども奉納されますよ。
3連休中に京都にお越しの際は、梨木神社の萩まつりもご覧になってください。
萩まつりの期間中は、私が訪れた日よりも、萩の花が多く咲いていることでしょう。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。