7月2日に京都市東山区の八坂神社で山鉾連合会社参を見た後、近くの知恩院を訪れました。
知恩院には、6月にもアジサイを見に訪れていますが、近くにやって来たので、再度、境内に入ることにしました。
前回の知恩院参拝は梅雨入り前でしたが、今回はしっかりと梅雨に入っています。
開花前のハス
知恩院は、京阪電車の祇園四条駅から北東に徒歩約8分の場所に建っています。
地下鉄だと東山駅から南に徒歩約5分ですね。
知恩院の入り口に建つ三門の前にやって来ました。
曇り空の下でも、三門は雄大に見えますが、やはり晴れている日に見たいですね。
女坂から境内に入ります。
まずは阿弥陀堂にお参りをしましょう。
中には、大きな金色の阿弥陀さまがいらっしゃいますよ。
阿弥陀堂の前の梅の木の足元には、たくさんの梅の実が落ちていました。
寶佛殿の前には、ハスが植えられた鉢が2つ
1本だけ背の高いハスがありましたが、まだ花は咲いておらず、つぼみの状態でした。
寶佛殿の東側の池にも、多くのハスが植わっているのですが、こちらも花は全く咲いていませんでした。
つぼみは膨らんできているのですが、残念ながら咲いているハスの花はありませんでした。
池のほとりでは、ネジバナが咲いていました。
その名のとおり、くるくるとねじを巻いているかのように花が咲きます。
振り返ると、右に御影堂(みえいどう)、奥に先ほどお参りをした阿弥陀堂、その少し左に七百五十万霊塔が見えます。
梅雨時ということもあり、境内は人が少ないです。
春や秋は、人が多いんですけどね。
梅雨や夏の京都は、湿気と暑さで不快な時期ですから、京都全体で旅行者や観光客の方が減ります。
寶佛殿の近くにある石段を上ります。
カエデの葉が、生き生きとして見えますね。
雨がよく降る梅雨は、植物にとってはありがたいのかもしれません。
石段を上った先に建つのは、鐘楼です。
鐘楼に吊るされた梵鐘は、いつ見ても迫力があります。
知恩院は、三門もそうですが、御影堂や鐘楼など豪壮な建造物が多いですね。
大きな和風建築物を見たい方には、知恩院は特におすすめの寺院です。
鐘楼の南側から知恩院の外に出ます。
知恩院の南隣は円山公園です。
円山公園では、まだアジサイがきれいに花を咲かせていました。
円山公園は、祇園枝垂れ桜が植えられている付近は多くの人でにぎわいますが、知恩院の鐘楼近くはほとんど人がいません。
多くのアジサイが咲いていても、人に気づかれることはあまりなさそうです。
この後は、円山弁天堂にアジサイを見に行きました。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。