知恩院の北門付近で咲くアジサイ・2019年

6月中旬に平安神宮の神苑を拝観した後、東山区の知恩院に参拝しました。

知恩院は、東山を代表する大きな寺院で、入り口には雄大な三門が建っています。

この三門を見るだけでも、知恩院に来た甲斐があったと思えますね。

でも、今回は、三門はくぐらず、その北にある黒門から境内に入りました。

ひっそりと咲くアジサイ

地下鉄東山駅から南東に5分ほど歩くと、知恩院の黒門の前に到着します。

黒門

黒門

黒門の右側に覆いがされていますが、工事をするのでしょうか。

知恩院の境内に入る場合、ほとんどの人が三門をくぐるか、その南側の女坂を上ります。

そのため、黒門から境内に入る人はほとんどいません。

黒門をくぐり、石段を上って行くと、石垣の上にアジサイが植えられています。

石垣とアジサイ

石垣とアジサイ

誰もいない参道で、アジサイをじっくりと観賞。

アジサイは背が低かったので、まだ植えられて間もないように思えます。

石段の上には北門があります。

北門を見上げるように青色のアジサイを眺めます。

北門とアジサイ

北門とアジサイ

北門付近は、あまり日が入らないためか、アジサイの花がみずみずしかったです。

青色のアジサイ

青色のアジサイ

アジサイは、日陰で咲いているときれいに見えますね。

北門の近くでは、紫色のアジサイも咲いていました。

紫色のアジサイ

紫色のアジサイ

この日は、紫色のアジサイは、まだ花が少なかったですが、6月下旬にかけてもっと多くの花を咲かせるのではないでしょうか。

勢至堂近くのアジサイ

北門をくぐり南に歩きます。

そして、阿弥陀堂の前にやって来ました。

阿弥陀堂

阿弥陀堂

阿弥陀堂の中には、誰でも入れますよ。

脱いだ靴を袋に入れて、阿弥陀堂の中へ、

中には、大きな阿弥陀さまがいらっしゃいます。

それでは、お参りをしましょう。

阿弥陀堂を出て、境内を東に進みます。

御影堂(みえいどう)の工事は、外から見る限りでは終わっているよう思えますが、まだ中に入ることはできません。

工事の案内には、平成31年度末まで続くように記されていたので、2020年3月末までは御影堂の中には入れないのでしょうね。

御影堂(左)と経蔵(奥)

御影堂(左)と経蔵(奥)

御影堂の後ろに法然上人御堂があるので、御影堂に入れるようになるまでは、そちらにお参りをしてください。

大きな御影堂を眺めながら東に歩き、経蔵の前で左折。

すると、智慧之道と呼ばれる石段が現れます。

智慧之道の塀際のカエデの青葉も美しいですね。

智慧之道

智慧之道

そろそろカエデの葉も、色が濃くなる頃。

透明感のある青葉を見られるのは6月いっぱいまででしょうか。

智慧之道を上り切り、門をくぐると奥に勢至堂が建っています。

その勢至堂の近くでも、薄紫色のアジサイが咲いていました。

勢至堂付近のアジサイ

勢至堂付近のアジサイ

勢至堂近くのアジサイは、咲き始めてから間もないようで、色のついていない小さな花がたくさんありました。

それでも、大きく育った花は、薄紫色が美しかったですよ。

薄紫色のアジサイ

薄紫色のアジサイ

知恩院のアジサイは多くはありません。

でも、北門付近や勢至堂付近は人が少ないので、落ち着いてアジサイを観賞できますよ。

梅雨の時期に知恩院に参拝する方は、北門や勢至堂の近くにアジサイを見に行ってはいかがでしょうか。

この後は、祇園白川のアジサイを見に行きます。

なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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