8月中旬に京都市西京区の嵐山に建つ櫟谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)にお参りしてきました。
櫟谷宗像神社は、渡月橋の南側の嵐山の麓に建っています。
嵐山という有名観光地にありながら、訪れる人は少な目で、落ち着いて参拝できる静かな神社です。
縁結びの絵馬と杓子
櫟谷宗像神社は、阪急電車の嵐山駅が最寄り駅です。
駅から渡月橋までは歩いて5分程度。
櫟谷宗像神社にも、それくらいで着きますね。
ただ入口が小さいので見落としてしまわないように注意が必要です。
石段を上り鳥居の前へ。
鳥居をくぐると正面に本殿が建っているので、まずはお参りです。
櫟谷宗像神社の祭神は、奥津島姫命(おきつしまひめのみこと)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。
奈良時代からある神社で、古くから嵐山弁天社と呼ばれていました。
平安時代には、新しい鋳銭が必ず櫟谷宗像神社に奉納されていたことから、福徳財宝の神さまとして人々から崇められるようになりました。
また、祭神が河海の女神であることから水難の守護神ともされています。
お参りを済ませたところで境内を散策です。
散策と言っても、それほど広くないので周囲を見渡す程度なのですが。
櫟谷宗像神社の境内には、嵐山モンキーパークの入り口があります。
石段下にも嵐山モンキーパークの案内が出ていますが、ちょっと見ただけでは、この入り口に気づきにくいですね。
境内には縁結びの絵馬が奉納されていました。
二人の氏名を記入して絵馬掛けに結ぶようです。
ひとりで参拝して、相手の名前を勝手に書いて奉納しても良いのでしょうか。
ちなみに初穂料は500円です。
隣には杓子も奉納されていました。
杓子には、悩み事、救われたい事、氏名、日付を記入して掛けるようです。
こちらも初穂料は500円です。
境内全景。
嵐山の木々に埋もれてしまいそうなほど狭い境内です。
でも、どことなく神秘的な雰囲気が漂っているので、お参りすればしっかりとご利益を授かれそうな気がします。
境内の端には展望台もあります。
木が邪魔して、あまり嵐山の景色を見れそうにないのですが、遠くの山を眺めるには良いのかもしれませんね。
私が櫟谷宗像神社に参拝した時、境内には誰もいませんでした。
時折石段を登ってくる人はいましたが、皆、嵐山モンキーパークに向かう人たちでしたよ。
なお、櫟谷宗像神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。