法住寺の梅・2013年2月20日の状況

2月も下旬になると、そろそろ京都の各地で梅が良い具合に咲き始めているはず。

とは言え、まだまだ寒い日が続くので、どのくらい咲いているのかは、実際に見てみないことにはわかりません。

なので、こういう場合は、拝観料が必要ないところに梅の様子を見に行くのが良いでしょう。

ということで、2月20日に京都市東山区の法住寺の梅を見てきました。

咲き始めた紅梅

法住寺は、京阪電車の七条駅から東に5分ほど歩いた辺りに建っています。

梅は、山門と竜宮門の近くに植えられています。

竜宮門

竜宮門

まずは竜宮門近くの紅梅を観察。

パッと見た感じでは、まったく花が咲いていません。

紅梅の木

紅梅の木

どうやら来るのが早かったようです。

それにしても2月20日で枝だけというのは、開花がちょっと遅いような気がしますね。

紅梅に近づいて見ると、つぼみが膨らんできているのがわかりました。

紅梅のつぼみ

紅梅のつぼみ

もうそろそろ花が開き始めそうです。

少しくくらいは咲いている花があるだろうと、木の周りを歩きながら観察していると、見つけました。

開花して間もない赤い花が、枝にしがみつくように咲いていました。

紅梅の花

紅梅の花

小さな花ですが、寒さに負けずに花弁を広げていますね。

上の花以外にも、もう1輪咲いていましたよ。

紅梅のつぼみは、上の方の枝に付いているものは、下の方に付いているものよりも膨らんでいましたよ。

膨らんだつぼみ

膨らんだつぼみ

この日の状況から予想すると、紅梅の見ごろは、3月に入ってからになりそうですね。

まだ寒い日が続くようですから、しばらくは、つぼみが目立つ状況なのではないでしょうか。

次は、山門の近くに植えられている白梅を観察することに。

白梅は、紅梅よりも開花が遅いため、この日は全く花が咲いていませんでした。

つぼみもまだまだ小さく、固い感じですね。

白梅のつぼみ

白梅のつぼみ

この状況だと、白梅の見ごろ時期は予想が難しいですね。

ちなみに昨年は3月6日に花は咲いていましたが、満開というほどの咲き具合ではありませんでした。

おそらく今年も3月上旬には花を咲かせているでしょうが、満開とまではいかないかもしれませんね。

もう少し気温が上がってくれば開花が早まるかもしれませんが、2月中に見ごろを迎えることはなさそうです。

2月も下旬に入ったので、もっと花が咲いていると思ったのですが、残念でしたね。

自然に関することなので、仕方ありません。人間が自然に合わせて行動するしかないですね。

なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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