毎年2月3日になると京都の各地では節分会が行われます。
もちろん今年も行われたので、東山区の神社やお寺で行われた節分会を観てきました。
今回は、その模様をレポートしたいと思います。
八坂神社の節分会
まず最初に訪れたのは、東山区を代表する神社である八坂神社。
大きな神社なので、たくさんの人が訪れていました。
八坂神社の節分会は、午後1時から舞殿で行われます。
豆まきの前に舞妓さんが舞殿で踊りを披露してくれます。
舞妓さんの踊りは15分程度でした。
人の頭が多すぎて全然見えませんでしたね。
舞妓さんの踊りについては、「ふぉっとする京都」さんの舞妓さんの豆まき/八坂神社の記事で写真が掲載されているので、ご覧になってみてください。かなりいい場所から撮影されていますね。
2014年7月1日追記:上記ブログは閉鎖しています。
そして、いよいよ豆まき開始。
しかし、豆まきも後ろの方にいたせいで、全く豆がこちらまで飛んできません。
結局ひとつも豆をもらえずに八坂神社を後にしました。
霊山観音の節分会
八坂神社の次に訪れたのは、霊山観音(りょうぜんかんのん)です。
あの大きな観音像が座っているところです。
門の外からも姿が見える大きな観音様。
通常、拝観料200円が必要なのですが、毎月3日はフリーマーケットが開催されるため入場無料です。
節分会は、八坂神社と同時刻に行われていたようで、到着した時にはすでに終わっていました。
それでも、甘酒はまだ振る舞われていたので、いただくことができました。
霊山観音の甘酒は、ショウガ入りです。
飲んでいると少しずつのどが熱くなってきて、全て飲み終わった時には体の中からポカポカと温かくなってきました。
ただ、ショウガの味がきついので、好みが分かれそうですね。
六波羅蜜寺の節分会
霊山観音の後は、南西に15分ほど歩いたところにある六波羅蜜寺に訪れました。
六波羅蜜寺の節分会は、午後3時から開始です。
まず、最初はえらいお坊さんがお経を唱え、その周りで楽器を演奏しながら、いろいろな踊りや鬼退治が行われます。
小さな子どもたちも踊っていました。
踊りの合間に鬼が出てきて、たくさんの豆をぶつけられて逃げていきます。
鬼は何度も登場し、豆をぶつけられたり、手から蜘蛛の糸のようなものを出したりします。
鬼が手から糸を出した瞬間を写真に収めたのですが、動きが速いため、ボケてしまいました。
とても紹介できる写真ではなかったので、掲載は控えます。
鬼退治が終わった後は、豆まきにうつります。
六波羅蜜寺の豆まきにも舞妓さんが参加していました。
やはり、舞妓さんが参加されると華がありますね。
六波羅蜜寺の節分会を観て東山を後にするつもりでしたが、近くの子育地蔵尊でも何やら催されていたので、少し立ち寄ることに。
子育地蔵尊の節分会
六波羅蜜寺に行く途中、子育地蔵尊から煙が出ていたので、焚き火でもしているのかと思ったら護摩木を燃やしていたんですね。
護摩木を燃やした時に出る煙を体につけると厄除になるそうです。
そして、子育地蔵尊では、おそばが振る舞われていました。
わんこそばほどの量です。
霊山観音でショウガ入りの甘酒を飲んで、体を温めたのですが、六波羅蜜寺の豆まきが終わった頃には、また体が冷えていました。
なので、子育地蔵尊でいただいたおそばで、再び体を温めることができました。
この後、新京極の誓願寺で舞妓さんの踊りを見ようと思ったのですが、すでに終わっていました。
最後に寺町の矢田寺で甘酒をいただいて京都を後にしました。