秋の夜に伏見稲荷大社をライトアップする千本灯籠。2023年

10月上旬の夕方に京都市伏見区の伏見稲荷大社に参拝しました。

伏見稲荷大社では、10月1日から9日まで、午後6時から午後8時30分の間、千本鳥居の周辺がライトアップされる千本灯籠が行われています。

拝観は無料で、夜にお参りをした方は、誰でも、ライトアップされた千本鳥居を歩くことができます。

本殿周辺のライトアップ

伏見稲荷大社は、JRの稲荷駅を出た目の前にあります。

京阪電車だと、伏見稲荷駅から東に徒歩約5分です。

午後6時となったので、稲荷駅の正面に立つ第一鳥居をくぐります。

第一鳥居

第一鳥居

灯籠には、すでに明かりが灯り、また、参道の足元も行灯(あんどん)が照らしてくれています。

夜でも、参拝者が多いですね。

第二鳥居

第二鳥居

でも、昼間と比較すると、あまり混雑していませんでした。

近年、伏見稲荷大社は、海外からの旅行者が多く訪れており、境内は、様々な国籍の人たちで賑わっています。

一昔前までは、正月などの特定の日に混雑するだけだったのですが、今は、いつ行っても旅行者や観光客でいっぱいです。

第二鳥居の後ろの楼門はライトアップされていなかったので真っ暗でした。

楼門

楼門

楼門の先には、外拝殿(げはいでん)、その奥の石段上に本殿が建っており、こちらは、提灯が灯っていましたよ。

本殿

本殿

千本鳥居のライトアップ

本殿を過ぎ、石段を上って奥宮にやって来ました。

奥宮

奥宮

奥宮の先が、観光客の方に大人気の千本鳥居です。

千本鳥居

千本鳥居

千本鳥居の入り口は、記念撮影をする人などで混雑していました。

それでも、昼間より空いていますね。

千本鳥居の足元に置かれているのは、花灯路・ライトアップ支援事業から借りた行灯で、今回の千本灯籠では約350基が使用されているとのこと。

行灯が光る千本鳥居

行灯が光る千本鳥居

かつては、冬の嵐山花灯路と春の東山花灯路で活躍していた行灯たちですが、今はこのような催しの際に使用されるようになっています。

千本鳥居の途中でも、鮮やかに照らされた朱色の鳥居と一緒に記念撮影をする方がいましたよ。

千本鳥居を過ぎ、奥社奉拝所にやって来ました。

奥社奉拝所

奥社奉拝所

ここには、おもかる石が置かれており、自分の願い事が叶うかどうかを占うことができます。

奥社奉拝所からは、稲荷山を1周するお山めぐりに迎えますが、夜は危険なので引き返します。

帰りの千本鳥居は、行きよりも人が少なめ。

帰りの千本鳥居

帰りの千本鳥居

写真撮影するなら、帰りがおすすめですよ。

途中で千本鳥居を出て山道を歩いて本殿の方向に歩きます。

休憩できる啼鳥菴(ていちょうあん)は、夜の営業は行われておらず、オレンジ色の明かりが灯っているだけでした。

啼鳥菴

啼鳥菴

ライトアップされた千本鳥居は、昼間よりもきれいでした。

時間がある方は、ぜひ、伏見稲荷大社の千本鳥居を見に行ってください。

なお、伏見稲荷大社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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