還幸祭で東御座の神輿が四条通と高辻通をジグザクに進む・祇園祭2023年

7月24日に行われた祇園祭の還幸祭。

寺町四条の御旅所を午後5時に中御座の神輿が出発した後、東御座の神輿と西御座の神輿が御旅所から出されます。

四条通を進む東御座の神輿

寺町四条の御旅所には、阪急電車の京都河原町駅から西に3分ほど歩くと到着します。

これから東御座の神輿を出す準備が始まります。

寺町四条の御旅所

寺町四条の御旅所

東御座の神輿には、八坂神社の祭神の櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)が乗り、四若神輿会(しわかしんよかい)の方々が担いで、京都市街を練り歩きます。

西御座の神輿には、同じく八坂神社の祭神の八柱御子神(やはしらのみこがみ)が乗り、錦神輿会の方々が担ぎます。

午後6時が近づき、出発の準備が整った東御座の神輿が、四若神輿会の舁き手によって担がれました。

そして、腕をいっぱいに伸ばして神輿を高く持ち上げるさし上げ。

東御座の神輿のさし上げ

東御座の神輿のさし上げ

さらに神輿を時計回りに回転させるさし回しも披露。

さし回しが始まると、観覧者が盛り上がります。

東御座の神輿は、夕日に向かうように四条通を西に進んでいきます。

四条通を西に進む東御座の神輿

四条通を西に進む東御座の神輿

広々とした四条通を神輿が悠然と進んでいく姿は、見ごたえがあります。

今年の還幸祭は、東御座の神輿を追いかけていきましょう。

四条烏丸にやって来た東御座の神輿は、南に方向転換し、ここでもさし上げを披露。

四条烏丸でさし上げ

四条烏丸でさし上げ

そして、烏丸通を南にゆっくり進んでいきます。

神輿の後ろからは、馬も続きます。

馬

南に北に交互に進んでいく東御座の神輿

四条烏丸から南下した東御座の神輿は、大政所御旅所(おおまんどころおたびしょ)の前でもさし上げを行い、舁き手が上下に激しく動かします。

東御座の神輿と大政所御旅所

東御座の神輿と大政所御旅所

かつての八坂神社の御旅所は、この地にありましたが、天文5年(1536年)の天文法華の乱で焼失しました。

その後、天正19年(1591年)に豊臣秀吉によって寺町四条に御旅所が移されています。

ここで、東御座の神輿は、いったん休憩。

東御座の神輿が休憩している間に先回りして、烏丸通と高辻通の交差点にやって来ました。

ここでは、神輿を先導する宮本組が待機していました。

宮本組

宮本組

休憩を終えた東御座の神輿が動き始めます。

烏丸通の次は、高辻通を西に進むのですが、信号待ちをしている自動車が何台もあったので、四若神輿会のお兄さんが、「早よ行けー」と怒鳴り、自動車を散らしていました。

高辻通は、道幅が烏丸通より狭いので、神輿1基しか進むことができません。

高辻通を少し西に進んだ東御座の神輿は、室町通を北に向かいます。

室町通を進む東御座の神輿

室町通を進む東御座の神輿

室町通は、高辻通よりさらに道幅が狭く、ぎゅうぎゅう詰めでした。

室町通から四条通に戻った東御座の神輿は、西に方向を変え、しばらく進むと、今度は新町通を南に下っていきました。

新町通を入ってすぐの場所には、後祭の大船鉾の会所があります。

午前中に巡行を終えた大船鉾は、夕方には姿が見られなくなっていました。

東御座の神輿は、大船鉾の会所の前でも、さし上げを披露。

新町通を進む東御座の神輿

新町通を進む東御座の神輿

新町通沿いには、何ヶ所かで、四若神輿会の方々を接待するための飲み物が用意されていました。

東御座の神輿は、接待所に到着するたびにさし上げを行っていましたよ。

再び高辻通に戻ってきた東御座の神輿は、西に向かって進んでいきます。

高辻通を進む東御座の神輿

高辻通を進む東御座の神輿

道路は、四若神輿会で埋め尽くされていました。

四若神輿会と一切関係がない私も、関係者のふりをして信号で止まることなく、神輿についていきます。

高辻通を西に進み、広々とした堀川通を横断します。

堀川通を横断する東御座の神輿

堀川通を横断する東御座の神輿

堀川通を過ぎた東御座の神輿は、そのまま高辻通を西へ。

そして、大宮通に来たところで、進路を北に変えます。

大宮通を進む東御座の神輿

大宮通を進む東御座の神輿

大宮通を進む東御座の神輿のスピードは速く、早歩きをしないと追いつけません。

東御座の神輿は、四条大宮に到着すると、ここでもさし上げを披露し、舁き手が激しく上下に神輿を揺らします。

四条大宮に到着した東御座の神輿

四条大宮に到着した東御座の神輿

そして、神輿はいったん降ろされ、休憩に入ります。

時刻は、午後7時30分頃。

東御座の神輿を追いかけるのは、ここで終え、帰宅することに。

なお、東御座の神輿渡御の様子は、動画にも収めたので、ご覧になってください。

東御座の神輿は、四条通と高辻通をジグザクに西に進むのが、中御座の神輿や西御座の神輿とは異なっています。

この後、東御座の神輿は、さらに北に進み、三条通で東に曲がって八坂神社に戻っていきます。

宿泊

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