2023年08月一覧

晩夏に見る宇治川と木津川の流れ・2023年

8月下旬。 京都府八幡市の背割堤の近くに立ち寄ったことから、宇治川と木津川の流れを眺めました。 背割堤は、桂川、宇治川、木津川が合流して淀川になる三川合流地点にあります。 堤防沿いにたくさんの桜が植えられていることから、春にはたくさんの花見客で賑わいます。 背割堤が混雑するのは、桜が咲いている時期だけで、その他の時期は閑散としたものです。 特に夏に訪れる人の姿はほとんどなく、近くのさくら出会い館でサイクリングをする人たちが休憩しているくらいですね。

豊臣秀吉と徳川家康の面前で肝を冷やした西笑承兌が建立した豊光寺

京都市上京区の京都御苑の北に相国寺があります。 相国寺の境内には、いくつも塔頭(たっちゅう)が建っており、その中に豊光寺というお寺があります。 豊光寺は、豊臣秀吉の追善のため、相国寺第九十二世住持の西笑承兌(せいしょうじょうたい)が、慶長3年(1598年)に創建したものです。 西笑承兌は、豊臣秀吉や徳川家康と面識があり、両者の前で肝を冷やしたことがあります。

関ケ原の戦いの前に鳥居元忠が討ち死にした伏見城

慶長5年(1600年)6月。 徳川家康は、会津の上杉景勝を討伐するために伏見城を発ちました。 これまで徳川家康は、上杉景勝に上洛を求めていましたが、上杉景勝は全く上洛しようとしません。 そこで、徳川家康は、上杉景勝が豊臣政権に対して謀反を企てているとし上杉討伐に動き出したのでした。

泰産地蔵、矢負地蔵、手引地蔵と呼ばれるお地蔵さまを祀る極楽寺

京都市下京区の五条通から富小路通を南へ向かうと、道路の左右に世継地蔵で知られる上徳寺や源融ゆかりの本覚寺などたくさんのお寺が建ち並んでいます。 それらのお寺の中に浄土宗の極楽寺というお寺があるのにたまたま歩いていると気づきました。 門前に京都市の説明書があったことから、立ち寄ることに。

青蓮院と知恩院の間にある花園天皇十樂院上陵

三条通から神宮道を南に2分ほど歩くと青蓮院(しょうれんいん)があります。 さらに青蓮院から南に2分歩くと知恩院があります。 青蓮院も知恩院も大きな寺院なので、とても目立ちます。 そのためか、両寺院の間にある花園天皇の陵は人の目に触れられず、素通りされてしまうことが多いですね。

夏の日暮れ時に歩く祇園白川・2023年

8月16日の夕方に京都市東山区の祇園白川を訪れました。 祇園白川は、古い京都の町並みが残っており、春の桜の季節には大勢の旅行者や観光客で賑わいます。 その他の季節も、海外からお越しの方の姿を目にしますが、春に比べると少ないですね。

真夏の智積院の風景・2023年

8月8日に京都市東山区の妙法院に参拝した後、南に3分ほど歩き智積院(ちしゃくいん)を訪れました。 智積院は、真言宗智山派の総本山で、東山七条の地に広々とした境内を持っています。 境内には、様々な植物が植えられており、四季折々の風景を見られるのが、智積院の良いところです。 真夏の8月は、木々の緑や参道で咲くキキョウを見ることができます。

お盆の夜に東山に無数の提灯が灯った東大谷万灯会・2023年

8月16日の夕方に京都市東山区の祇園白川を歩いた後、大谷祖廟に参拝しました。 大谷祖廟は、東本願寺の親鸞聖人の廟所で、毎年8月14日から16日に東大谷万灯会が催されます。 東大谷万灯会では、墓地にたくさんの提灯が吊るされ、参拝者を温かく見守るように夜の東山にオレンジ色の光が灯ります。