冬に参拝した仏光寺・2023年

2月中旬に京都市下京区の菅大臣神社に梅を見に行った後、東に約10分歩き、仏光寺を訪れました。

仏光寺は、浄土真宗のお寺で、オフィスビルが建ち並ぶ四条烏丸の近くにあります。

日ごろから、境内では、四条烏丸で働く人が休憩をしている姿をよく見かけ、ビジネスパーソンの憩いの場として親しまれていますね。

冬が続く境内

仏光寺には、地下鉄の四条駅、または阪急電車の烏丸駅から南東に約5分歩くと到着します。

仏光寺の御影堂門(ごえいどうもん)の前にやって来ました。

御影堂門

御影堂門

御影堂門をくぐると、正面に御影堂、そして、南側に阿弥陀堂が建っています。

阿弥陀堂(左)と御影堂(右)

阿弥陀堂(左)と御影堂(右)

浄土真宗のお寺は、東向きに御影堂と阿弥陀堂が並んで建っていることが多いです。

まずは阿弥陀堂にお参りをしましょう。

阿弥陀堂

阿弥陀堂

参拝者は、中に入ることができますよ。

私も、今回は中に入ってお参りをしました。

阿弥陀堂から眺める境内。

阿弥陀堂から見る境内

阿弥陀堂から見る境内

2月になると日が長くなりますが、寒さは続いており、仏光寺の境内も冬の景色のままです。

御影堂と阿弥陀堂の間に植えられている八重紅枝垂れ桜も、枝だけの状態。

八重紅枝垂れ桜

八重紅枝垂れ桜

このような姿から、春になるとたくさんの花を咲かせるのですから不思議なものです。

八重紅枝垂れ桜は、当たり年とハズレ年の差が激しく、当たり年にはたくさんの花を咲かせ、とても美しい姿を見せてくれますが、ハズレ年にはわずかしか花が咲きません。

今年の春は、満開の姿を見せてくれるでしょうか。

境内の東側にある休憩所に座って境内を眺めます。

休憩所からの眺め

休憩所からの眺め

この日も、休憩所で休んでいる人が数人いました。

近くで働いている人と思われます。

休憩所となっているお堂の中は、お食事処にもなっていますよ。

お寺の中で食事ができるのも、仏光寺の特徴と言えます。

境内の南側のお堂は、D&DEPARTMENTのお店になっており、お土産などを購入できます。

お店

お店

この日は、雪が降ったり晴れたりと天気がよく変化しましたが、私が仏光寺に来た時には、雲が薄くなり青空がよく見えるようになっていました。

イチョウ

イチョウ

その青空を背景に枝だけのイチョウを見上げます。

春になれば、緑色の葉をたくさんつけることでしょう。

休憩所には、釜が置かれています。

釜

今も使われているのでしょうか。

寺務所の近くに植えられているサザンカが、赤色の花を咲かせ、冬の境内に彩を添えています。

サザンカ

サザンカ

でも、そろそろサザンカも終わりが近づいていますね。

仏光寺は、いつお参りしても、境内がのんびりと落ち着いています。

ビジネス街にこのような空間があると、心が和みますね。

四条烏丸を訪れた際は、ぜひ、仏光寺にも足を運んでください。

この後は、京都大神宮に参拝します。

なお、仏光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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