7月20日に祇園祭後祭の山鉾の曳初めを見た後、京都市左京区の要法寺(ようぼうじ)に参拝しました。
今回、要法寺を訪れたのは、twitterでカモのヒナが鴨川に引っ越す直前まで育っているとの情報を教えてもらったからです。
今年は、4月と5月に2度孵化したのですが、イタチやハクビシンに襲われ、3回目の孵化でようやくヒナが大きく育ってきたそうです。
10羽の子鴨が泳ぐ清涼池
要法寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から北東に約5分歩くと到着します。
西門から境内に入ります。
時刻は午後4時頃。
この日は、近畿地方に梅雨明け宣言が出され、頭上には、夏らしい空と雲が見られました。
まずは本堂にお参りをします。
そして、本堂の前の清涼池へ。
欄干には、お父さんのカモがいました。
お父さんの下では、3羽のヒナが気持ち良さそうに泳いでいますね。
体がとても大きくなっており、いつでも引っ越しできるくらいまで成長しています。
岩の上には、お母さんのカモとヒナが1羽いました。
日向ぼっこをしているようです。
この日は、テレビ局も取材に来ており、カモの引っ越しを待ち構えていました。
しかし、子どもたちは、池の中を楽しく泳いでいるだけで、一向に上がってくる気配がありません。
そのうち、岩の上に子どもたちが2羽、3羽と上がり始めてきました。
お母さんも岩の上で待機しています。
岩の上には、カモがたくさん乗り、全員集合したところで、鴨川に引っ越しを始めるのかと思ってみていたのですが、動き出す気配がありません。
やがて、ヒナたちが、岩を下りて清涼池を泳ぎ出しました。
結局、この日は、カモの引っ越しは見られませんでした。
要法寺のカモの親子は、7月22日に鴨川に引っ越しを完了したそうです。
こちらも、twitterで教えてもらいました。
今年は、要法寺でカモのヒナを見られないのかと思っていましたが、例年よりも2ヶ月遅れてみることができました。
また、来年もカモたちが要法寺に帰って来るのを楽しみに待ちましょう。
なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。