3月上旬に京都市上京区の相国寺に白梅と椿を見に行った後、京都御苑を訪れました。
京都御苑には、敷地内の西側に梅林があります。
梅林は、毎年2月上旬から3月中旬にかけて、梅の花が咲き、旅行者や観光客の目を楽しませてくれます。
2月末から3月上旬にかけて特に多くの花が咲き、この時期に最も美しい景色を見ることができます。
梅林の満開の梅
京都御苑の梅林は、地下鉄の丸太町駅または今出川駅が最寄り駅です。
どちらの駅からも、徒歩約5分で梅林に到着します。
梅林に行く前に京都御苑内の北側にある近衛邸跡に立ち寄りました。
まだ糸桜は、開花前でしたが、つぼみが赤く膨らみ、そろそろ咲き始めそうな感じでした。
近衛邸跡の糸桜は、毎年3月20日頃に見ごろに入って来ますよ。
梅林の北側の入り口にやって来ました。
梅林の中は、すでに赤色や白色の梅の花がたくさん咲き、満開となっていますね。
見上げると紅白の梅の花がいっぱい。
この日は、晴天だったこともあり、観梅に来ている人も多かったです。
梅林の東側に植えられている2本の背が高い紅梅も見ごろ。
そして、梅林の南側の入り口に植えられている白梅も満開です。
梅林は、どこを見ても、きれいに梅が咲いていましたよ。
出水の小川の梅と黒木の梅
梅林の南側の入り口から少し西に歩いたところにも、梅が咲いていました。
ここに植えられている梅は、白色、ピンク色、赤色と色とりどりであります。
梅林から南に歩き、出水の小川にやって来ました。
こちらも、紅梅が見ごろを迎えていますね。
小川のほとりの白梅も青空を背に美しく咲いています。
この日は、20度を超えるほど気温が高かったため、小川の流れと白梅に清涼感を感じました。
春を超えて一気に夏になりそうな陽気です。
建礼門前大通りの南にやって来ました。
ここには、黒木の梅と呼ばれる立派な紅梅が植えられています。
その黒木の梅も見ごろを迎えていました。
八重の赤い花を咲かせる黒木の梅は、遅咲きで、3月中旬に見ごろを迎えることが多いのですが、今年はやや早く見ごろとなりました。
3月に入ってから、京都の気温が一気に上がったので、開花が早まったのかもしれません。
とはいえ、黒木の梅は、まだつぼみも多く残っていたので、3月中旬に最も美しい姿を見せてくれそうですよ。
京都御苑の梅林は、3月20日頃まで楽しめそうです。
その他の梅も同じ頃まできれいな姿を保っているのではないでしょうか。
また、京都御所では、3月24日から28日にかけて「京都御所 宮廷文化の紹介」という春の特別公開が実施されます。
参観は無料なので、ぜひ、この期間に京都御所を訪れてください。
この後は、廬山寺に参拝します。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。