1月25日。
京都市東山区の法住寺に参拝しました。
京都市内は、24日の夕方から大雪となり、一夜明けて25日には銀世界となっていました。
法住寺もまた、たくさんの雪が積もり、きれいな雪景色を見ることができました。
日に照らされて輝く雪の境内
法住寺には、京阪電車の七条駅から東に約6分歩くと到着します。
でも、七条通は、歩道にたくさん積もった雪が融け出し、アイススケートのリンクのようにツルツルとしていたので、いつものように歩くことができず、駅から10分以上かかって法住寺の入り口にやって来ました。
市バスだと、「博物館三十三間堂前」から南に徒歩約3分です。
法住寺の山門の前の道路は、あまり自動車が走らないため、雪がたくさん残っていました。
山門の屋根も、真っ白な雪が積もっています。
山門をくぐり境内に入ります。
境内も雪が積もり、真っ白です。
人が歩いた跡が、ほとんどなかったので、境内全体で、積もった雪がそのまま残っている部分が多かったです。
境内の南側に建つ不動堂。
空は晴れ、太陽が雪の境内を照らします。
その光が反射し、まぶしいですね。
それでは、不動堂に入ってお参りをします。
中には、後白河法皇の念持仏である身代り不動明王が祀られていますよ。
雪に滑って転ばないよう、お願いしておきましょう。
不動堂から眺める境内。
どの建物の屋根も、真っ白。
京都市中心部から近い場所で、こんなにたくさんの雪が積もることは滅多にありません。
手水屋の屋根や木々の枝にも、雪が積もっています。
マンリョウの葉にも、真っ白な雪。
まるで北国のような光景です。
福寿観音を祀るお堂の屋根にも、こんもりと雪が積もっていますね。
線香立ても、真っ白。
不動堂の前にあった大きな線香立てにも、ドーム型に雪が積もり、まるで餅つきの臼のようになっていましたよ。
境内の南西角に建つ龍宮門から外に出ます。
龍宮門の前も、美しい雪景色でした。
松や梅にもたくさんの雪の花が咲いています。
紅梅の枝先を見ると、つぼみが膨らみ始めていました。
この様子だと、2月に入る前に開花しそうです。
龍宮門前の紅梅は、2月10日頃に見ごろを迎えるのではないでしょうか。
これまで、法住寺には何度も参拝しているのですが、雪景色を見たのは今回が初めてです。
北隣の養源院にも、雪景色を見に行こうと思ったのですが、こちらは門が閉ざされ境内に入ることができませんでした。
この後は、智積院に雪景色を見に行きます。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。