11月上旬に頂妙寺のイチョウの黄葉を見に行った後、南西に約20分歩き、京都市中京区の六角堂に参拝しました。
六角堂にも、イチョウが植えられており、そろそろ黄葉し始める頃です。
ただ、境内がビルに囲まれており、日当たりが悪いので、まだ緑色が目立つ状態でしょうね。
秋らしくなってきた境内
六角堂には、地下鉄の烏丸御池駅から南に約5分歩くと到着します。
六角通に面する山門の前にやって来ました。
山門の手前には、六角堂と刻まれた立派な石柱が立っています。
山門をくぐって境内へ。
正面に本堂が建ち、その前に枝垂れ柳があります。
枝垂れ柳の葉は、緑色が薄くなりつつあります。
春の鮮やかな黄緑色とは、全然違った色合いで、秋のもの悲しさを感じさせます。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
六角堂のイチョウは、境内の南西角に植えられています。
隣のビルに負けじとばかりに背が高く育っています。
葉は、まだ黄緑色ですね。
やはり、黄葉するには時間がかかりそうです。
この様子だと、全身が黄色くなるのは、11月25日以降になるのではないでしょうか。
なお、六角堂では、イチョウの木に実った銀杏を用いた銀杏お守りを納経所で授与しています。
イチョウの生命力の強さから、無病息災、延命長寿、健康維持、病気平癒、安産のご利益があるとされていますよ。
1体500円です。
境内の西側のお地蔵さまたち。
毛糸の帽子を被り、冬支度を始めています。
境内の北側には、池坊のビルが隣接しています。
池坊では、11月9日から14日まで、「旧七夕会池坊全国華道展」が催されています。
今年のテーマは、「とらわれのない美」とのこと。
期間中は、延べ900作品が展示されるそうですよ。
入場料は1,000円、高校生以下は無料です。
また、11月13日には、花の甲子園が開催され、ライブ配信が行われます。
どちらも、詳細は、池坊の公式サイトでご確認ください。
境内の北側にある池では、ハクチョウが優雅に泳いでいました。
六角堂に参拝すると、ハクチョウが泳いでいる姿を見たくなりますね。
本堂の裏側に植えられているカエデは、まだ、ほとんど紅葉していません。
こちらもイチョウと同じく日当たりが良くないため、紅葉時期が遅めです。
赤くなるのは、11月末頃でしょうか。
境内の東側の池は、秋の日差しが反射していました。
その池の中では、大きなコイが泳いでいます。
寺務所には、秋らしく菊も並んでいましたよ。
そろそろ六角堂から出ましょう。
六角堂は、いつも同じような景色の京都市中心部のビジネス街でも、季節の変化を感じられるお寺です。
烏丸御池近くを訪れ時は、ぜひ六角堂にも参拝してください。
この後は、天性寺に参拝します。
なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。