8月上旬に京都市中京区の行願寺に参拝した後、寺町通を北に少し歩き下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)を訪れました。
夏の下御霊神社では、境内でサルスベリが紅白の花を咲かせます。
8月上旬だと、サルスベリが見ごろを迎えている頃ですね。
白色のサルスベリが見ごろ
下御霊神社には、京阪電車の神宮丸太町駅から南西に約7分歩くと到着します。
地下鉄の丸太町駅からだと東に徒歩約7分です。
寺町通に面する下御霊神社の鳥居前にやってきました。
鳥居の奥には正門も建っています。
正門の屋根の下には、龍の装飾があるので、下御霊神社に参拝した時には忘れずに見ておきたいですね。
正門をくぐって境内に入ります。
境内は車が停まっていたり、テントが立っていたりと雑然としています。
そして、中央には拝殿が建っています。
その前にはサルスベリが植えられており、幹が斜めに伸びています。
境内の南東角の神物宝庫が工事をしていました。
神物宝庫は、随分と傷んでいましたからね。
神物宝庫は、天明の大火(1788年)で被災したものの土蔵は無事で、中に保管していた大宮神輿なども燃えずに残っています。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿には、非業の死を遂げた八所御霊が祀られており、人々を災厄から守ってくれています。
厄除を祈願しておきましょう。
境内の北側のサルスベリは、赤色の花を咲かせていましたが、まだ花数が少ないようです。
一方、拝殿の前に植えられているサルスベリは、真っ白な花をたくさん咲かせ見ごろとなっていました。
このサルスベリは背が高いので、花を見ようと思ったら上を向かなければなりません。
青空を背景にすると、白色が薄く見えるので、花の美しさがわかりにくいですね。
写真に撮るのも難しいです。
境内の西側では、サルスベリが育てられていました。
下御霊神社は、行願寺と同じく10月の藤袴祭の会場となっていますよ。
手水鉢に流れているのは、名水の御霊水です。
口当たりがまろやかな井戸水で、参拝者は汲むことができます。
夏は汗をよくかきますから、京都観光中の水分補給に御霊水を汲ませてもらうと良いでしょう。
そろそろ下御霊神社から出ることに。
サルスベリは、9月上旬までは見ごろを保っているのではないでしょうか。
涼しくなり始めるころにサルスベリを見に下御霊神社に参拝すると良いですね。
この後は、京都御苑にサルスベリを見に行きます。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。