下御霊神社を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

下御霊神社

下御霊神社

由緒

下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)は、桓武天皇の第3皇子の伊予親王とその母・藤原吉子の霊を鎮めるために承和6年(839年)に仁明天皇が創建したとされる。伊予親王は謀反の首謀者として川原寺に幽門され、毒を飲んで命を絶った。

祭神は、伊予親王と藤原吉子の他に、早良親王(さわらしんのう)、藤原広嗣、橘逸勢(たちばなのはやなり)、文屋宮田麻呂(ふんやのみやたまろ)、吉備真備(きびのまきび)、火雷神(菅原道真)の八神で、無実の罪などで非業の死を遂げた者を祀る。

創建当初は、上御霊神社の南にあったが、天正18年(1590年)に豊臣秀吉によって現在地に移された。

寛政3年(1791年)には、仮皇居の内侍所(ないしどころ)が本殿として移築されている。また、表門は旧建礼門を移したものである。

本殿

本殿

仮皇居から移築された本殿。本殿、弊殿、拝所、南北廊がそれぞれの屋根を交錯させた京都市内の御霊社特有の造りとなっている。

下御霊神社の所在地

〒602-0875
京都市中京区寺町通丸太町下ル信富町324(地図

下御霊神社への行き方

京阪神宮丸太町駅から徒歩約5分
地下鉄丸太町駅から徒歩約7分

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