御霊神社を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
御霊神社(上御霊神社)
由緒
御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、平安遷都(794年)以前からこの地にあった出雲氏の氏寺の上出雲寺の鎮守社が前身と言われている。
平安遷都の際に、桓武天皇の身辺で様々な不幸が起こったことを不運のうちに亡くなった人々の怨霊の仕業と考え、災いを鎮めるために創建された。
祭神は、早良親王(さわらしんのう)、井上内親王(いのえないしんのう)、他部親王(おさべしんのう)、藤原吉子(ふじわらのきっし)、橘逸勢(たちばなのはやなり)など八柱であったが、明治天皇の御願により五社が増祀され十三柱となった。
現在の本殿は宝暦5年(1755年)に賢所(かしこどころ)御殿が下賜されたものとされる。
なお、御霊神社は、下御霊神社と区別して上御霊神社とも呼ばれる。
ご利益
厄除開運
芭蕉句碑
「半日は 神をともにや 年忘れ」
上記は松尾芭蕉が元禄3年(1690年)の師走に御霊神社を訪れたときに作った句である。
福壽稲荷神社
御霊神社の境内に建つ福壽稲荷神社。創建年代は不明。祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。五穀豊穣、福徳円満、長寿延命、生業繁栄のご利益がある。
御霊神社の所在地
〒602-0896
京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪494(地図)
御霊神社への行き方
地下鉄鞍馬口駅から徒歩約5分
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