雪が残る智積院で見る梅・2022年

2月下旬。

京都市東山区の法住寺の梅を見に行った後、智積院(ちしゃくいん)に参拝しました。

智積院は、境内に多くの梅が植えられています。

京都市内でも、比較的多くの梅が見られることから、梅の名所と呼ぶにふさわしいお寺なのですが、この時期に参拝する人は少ないですね。

桜や紅葉もきれいなお寺ですが、どの時期に訪れても滅多に混雑しません。

早咲きの梅が見ごろに近づく

智積院の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。

駅からは、七条通を東に約7分歩くと智積院に到着します。

市バスだと、「東山七条」からすぐです。

智積院の入口から参道に入ります。

参道わきには、昨晩降った雪が少し残っていました。

参道わきに植えられている梅は、見ごろに近づいていましたが、遠くから見るとまだ華やかさがありませんね。

参道

参道

参道わきの紅梅は、木全体に花を咲かせていました。

紅梅

紅梅

見ごろに入ったと言える状態ですが、まだ物足りない感じです。

白梅は見ごろですね。

白梅

白梅

枝先に真っ白な花がたくさん咲いていましたよ。

白梅のアップ

白梅のアップ

金堂を背景に見る紅梅。

紅梅のアップ

紅梅のアップ

この紅梅は、ちょうど見ごろを迎えたところです。

普段は、金堂にお参りをするのですが、この日は工事で中に入れなくなっていました。

そのため、金堂の南側に建つ明王殿にお参りをしておきました。

その明王殿の前の石が置かれている芝生の上にも、薄っすらと雪が残っています。

雪

もっとたくさん雪が積もっている風景を見たかったのですが、寒さの割には降雪が少なかったようです。

金堂の南西に植えられている紅梅が、良い具合に花を咲かせています。

金堂と紅梅

金堂と紅梅

ほぼ満開ですね。

智積院では、金堂の裏側にも多くの梅が植えられています。

でも、この日は、まだほとんどの梅が開花前でした。

下の写真に写っているのは、金堂裏側の学侶墓地に植えられている梅です。

金堂裏の梅

金堂裏の梅

学侶墓地の梅は、どれも以前より背が低くなっているように見えます。

手入れをして枝を伐ったようです。

梅の木に近づいてみると、少しだけ赤い花が咲いていましたよ。

咲き始めの紅梅

咲き始めの紅梅

再び金堂の正面付近に戻ってきました。

石畳と紅梅

石畳と紅梅

空は晴れ、太陽が、赤色の花を咲かせた梅を温かく照らしていましたよ。

智積院の梅は、早咲きの品種はほぼ見ごろとなっていました。

遅咲きの梅は、まだ咲き始めのものや全く咲いていないものもあり、3月上旬以降に見ごろを迎えそうな感じでしたよ。

この後は、文子天満宮に梅を見に行きます。

なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊