晩夏の本能寺で見るサルスベリ・2021年

8月下旬。

京都市中京区の本能寺に参拝しました。

本能寺は、織田信長が明智光秀に討たれた本能寺の変が有名ですが、事件の現場は、現在の本能寺よりも西になります。

さて、夏も終わりが近づいていますが、本能寺では、本堂前でまだサルスベリがきれいに咲いています。

見ごろのサルスベリ

本能寺には、地下鉄の京都市役所前駅から寺町通を南に少し歩くと到着します。

今回は、河原町通に面した入口から本能寺の境内に入ることに。

入り口

入り口

河原町通側の入り口は非常に狭く、この辺りの地理に詳しくなければ素通りしてしまいそうです。

入り口には、ここが織田信長の廟所であることを示す石碑が立っていますよ。

細い参道の先には、大イチョウが見えます。

大イチョウ

大イチョウ

この大イチョウは、元治元年(1864年)の蛤御門(はまぐりごもん)の変の際に水を吹き出し、火災から本能寺を守ったと伝えられています。

大イチョウの近くには、織田信長のお墓があります。

織田信長の墓

織田信長の墓

お参りをしておきましょう。

本堂の前にやってきました。

本堂前に植えられているサルスベリは、見ごろを保っており、赤色の花がたくさん咲いていました。

本堂前のサルスベリ

本堂前のサルスベリ

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂の前の池では小さな魚がたくさん泳いでいました。

メダカ

メダカ

どうやらメダカのようです。

フヨウは、まだ花を咲かせていません。

フヨウ

フヨウ

8月は、フヨウもきれいな花を咲かせる時期ですが、本能寺のフヨウは開花が遅いようです。

本堂の正面に建つ立派な建物は、大寶殿です。

大寶殿

大寶殿

大寶殿では、本能寺に伝わる寺宝を見ることができますが、8月25日から9月12日まで新型コロナウイルスの影響で休館です。

大寶殿の東側の扉の上に開山堂と書かれていました。

開山堂

開山堂

以前はこのような立派な戸ではなかったのですが、いつの間に工事したのでしょうか。

大寶殿の南側にもサルスベリが植えられています。

大寶殿の南側のサルスベリ

大寶殿の南側のサルスベリ

こちらのサルスベリは、やや花数が少ないですね。

大寶殿の北側に植えられているサルスベリも、花がそれほど多くはありません。

サルスベリと本堂

サルスベリと本堂

本堂を背景にサルスベリを見た後、寺町通側の表門から外に出ました。

晩夏の本能寺では、本堂前のサルスベリがきれいに咲いていました。

サルスベリは、9月上旬まで咲いているのではないでしょうか。

この後は、下御霊神社にサルスベリを見に行きます。

なお、本能寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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