夏の河合神社に参拝・2020年

8月上旬に京都市左京区の河合神社(かわいじんじゃ)に参拝しました。

河合神社は、糺(ただす)の森に鎮座しています。

東に高野川、西に賀茂川が流れ、両者が合流する地点に建っていることから、河合神社と名付けられました。

河合神社に参拝するのは、久しぶりで、今年に入ってからは初めてのことです。

静かな境内

河合神社には、京阪電車の出町柳駅から北西に5分ほど歩くと到着します。

糺の森に入って、西に少し歩くと、河合神社の朱色の鳥居が現れます。

鳥居

鳥居

鳥居の近くの手水鉢には、清らかな水が流れていました。

その涼しげな流れを見ていると、思わず、手を清めたくなりますね。

手水鉢

手水鉢

手水で手を清め、幾分、身体が冷却されたので、神門から境内に入ります。

神門

神門

境内の中央に建つ拝殿。

拝殿

拝殿

そして、拝殿の奥に本殿が建っているのでお参りをしましょう。

本殿

本殿

河合神社に祀られているのは、神武天皇の母神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。

神武天皇の日本建国に貢献した玉依姫命の内助の功績は、日本の婦人の鑑として仰がれているとのこと。

また、全ての女性が一層美しくなりたいという願望、安産育児縁結びなどを叶えてくれる神さまとしても知られています。

近年、手鏡の形をした鏡絵馬が女性に人気です。

本殿の横には、女性の参拝者が奉納したたくさんの鏡絵馬がありますよ。

鏡絵馬

鏡絵馬

鏡絵馬には、顔が描かれています。

それを自身の顔に見立てて、化粧品などで化粧をし美しい顔にして奉納します。

化粧品を持っていなくても、神社でクレヨンや鉛筆を貸してもらえますよ。

本殿の西に祀られているのは、貴布禰神社(きふねじんじゃ)です。

貴布禰神社

貴布禰神社

水の神さまを祀っています。

8月に入って京都は暑くなり、雨が降っていません。

少しでも涼しくなるよう、雨を降らしてください。

貴布禰神社の西隣には、任部社(とうべのやしろ)が建っています。

任部社

任部社

こちらには、八咫烏(やたがらす)が祀られており、サッカー必勝の守護神と崇められていますね。

任部社の隣には、鴨長明資料館があるのですが、現在は、新型コロナウイルスの影響で休館中でした。

休館中の鴨長明資料館

休館中の鴨長明資料館

方丈記の作者である鴨長明は、河合神社と縁があり、境内には鴨長明の方丈が復元されていますよ。

夏ということもあり、河合神社の境内には、参拝者がほとんどいませんでした。

境内

境内

セミの声は聞こえてきますが、人の声はほとんど聞こえません。

境内には、床几台に座って休憩しながら、かりんの美人水を飲んでいる女性が2人いるだけでした。

この後は、下鴨神社に参拝します。

なお、河合神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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