祇園祭前祭山鉾巡行-太子山、伯牙山、芦刈山、月鉾・2018年

7月17日。

京都では祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾巡行が行われます。

23基の山と鉾が、四条烏丸付近から東に進み、河原町通を北上した後、御池通を西に進んでいきます。

ということで、私も御池通で山鉾巡行を見てきました。

太子山

御池通には、たくさんの観覧席が設置されています。

私は、河原町通と烏丸通の真ん中付近で山鉾巡行を見ることにしました。

すでに午前11時30分頃になっており、9基の山と鉾が過ぎた後でした。

10基目に登場したのは、太子山(たいしやま)です。

太子山の登場

太子山の登場

その昔、聖徳太子が四天王寺建立に際して良材を求めて山城国に入り、霊験によって得た大杉から六角堂を建立したと伝えられています。

太子山は、この縁起に由来しています。

太子山の御神体

太子山の御神体

山の上には真杉を立て、お守りと聖徳太子の念持仏である如意輪観音像を収めた厨子(ずし)を掛けています。

白い装束の御神体は、髪をみずらに結った孝養太子像の聖徳太子です。

太子山がゆっくりと西に進んでいきました。

伯牙山

11基目は、伯牙山(はくがやま)です。

伯牙山の登場

伯牙山の登場

琴の名人伯牙が自分の琴の理解者である鐘子期(しょうしき)の死を嘆き、琴の弦を絶ったという「知音(ちいん)」の故事に由来する山です。

琴破山(ことわりやま)とも呼ばれています。

御神体は、鉞(まさかり)を構えた伯牙です。

伯牙山の御神体

伯牙山の御神体

御神体の高さは、196.5cmもあるそうですよ。

芦刈山

12基目は、芦刈山(あしかりやま)です。

芦刈山の登場

芦刈山の登場

貧しさのために離別した夫婦。

妻は宮仕えをし、別れた夫を探したところ、落ちぶれて芦を売る翁となっていたという謡曲「芦刈」を題材とした山です。

御神体の旧装束は、桃山時代の「綾地締切蝶牡丹片身替小袖」で、山鉾最古の貴重なものなのだとか。

前懸には、迫力あるライオンが描かれていますよ。

芦刈山の前懸

芦刈山の前懸

月鉾

13基目に登場したのは、月鉾です。

月鉾の登場

月鉾の登場

とても高い鉾なので、上まで写真に収めるのが難しいです。

何と言っても、月鉾は、山鉾の中で最も重く高い鉾ですからね。

鉾頭には三日月、真木の天王座には月読命(つくよみのみこと)を祀っています。

さすがに遠目からでは、真木のどこに月読命が祀られているのかわかりません。

装飾品が豪華絢爛なのも月鉾の特徴です。

月鉾の囃子方

月鉾の囃子方

屋根裏には、円山応挙筆の「金地彩色草花図」が描かれていますが、巡行中は見ることができませんね。

月鉾は、その巨体をゆっくりと烏丸御池に向けて進んでいくのでした。

この後は、山伏山の登場です。

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