12月上旬。
京都府八幡市の正法寺(しょうぼうじ)に行ってきました。
正法寺を訪れたのは、紅葉を見るためです。
2015年は紅葉の進み方が遅く、多くの紅葉の名所が12月に入って見ごろを迎えています。
参道の紅葉
正法寺の最寄り駅は、京阪電車の八幡市駅です。
駅からは、南に約20分歩かなければなりません。
八幡市駅で京阪バスに乗車する場合は、バス停「走上り」で降りて南に5分ほど歩くと、山門の前に到着します。
山門をくぐると長い参道が現れます。
参道の紅葉が見ごろを迎えていました。
参道を進むと、右側の背の低いカエデも、赤色に染まっていました。
まだ深い赤色なので、この後、もっと鮮やかな赤色になりそうな感じです。
参道の南側には保育園があり、その敷地内に植えられている紅葉も見ごろでしたよ。
ただ、こちらの紅葉も、もう少し時間が経った方が色づきが鮮やかになりそうです。
駐車場付近の紅葉
参道を進み勅使門前まで来た後、左折すると、数本のカエデが見ごろを迎えていました。
オレンジ色ではありましたが、鐘楼と一緒に見る紅葉がなかなか良い景色でした。
正法寺は、1ヶ月に2日ほど一般公開されますが、私が訪れた日は一般公開されていませんでした。
中門の近くに赤く染まった葉が見えます。
これは、ドウダンツツジでしょうか。
正法寺は、あまり有名ではありませんが、江戸時代には、尾張徳川家の庇護を受けていた歴史的に興味深いお寺です。
正法寺は、志水氏の菩提寺です。
その志水氏の出のお亀が徳川家康の側室となって、義直を産みます。
この義直が、尾張徳川家の祖となったのです。
紅葉狩りに戻りましょう。
参道の脇には駐車場が用意されており、その敷地内のモミジが色濃く染まっていました。
上の方は、比較的鮮やかな赤色をしていますが、下の方は、赤黒い感じです。
先ほどの鐘楼と一緒に見たオレンジ色のモミジも、全体的には見ごろです。
むしろ、オレンジ色のモミジの方が、日差しを受けるときれいに見えますね。
再び参道に戻り、保育園の前に植えられていたカエデの紅葉を観賞。
12月に入ったのにまだまだ赤く色づきそうな感じです。
正法寺には、人が全くいませんでした。
カエデの数はそれほど多くはありませんが、心静かに紅葉狩りができたので良かったですね。
なお、正法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。