8月はあまり観るものがないので、観光や旅行で京都に訪れる方は少なめです。
しかし、今年から新しい行事が催されることとなり、今後は8月も観光や旅行で京都に訪れる方が増えそうです。
その新しい行事とは、「京の七夕」です。
なぜ8月に七夕なのか?
本来、七夕は7月7日ですよね。
それなのに、なぜ京都では8月に七夕なのでしょうか。
その理由は簡単で、8月は旧暦の7月にあたるからです。
2010年の京の七夕は、8月6日から15日まで催され、いたるところでライトアップなどが行われます。
七夕と言えば願い事ですが、京の七夕では絵はがき短冊3枚セットが300円で販売されているとのこと。
駅で貰った案内には、「あなたの願いを『京の七夕絵はがき短冊』にお書きいただき京都に届けてください。」と記載されています。
京の七夕では、いたるところでライトアップが行われると述べましたが、主要な会場は、堀川会場と鴨川会場のようです。
ということで、8月6日に鴨川会場の視察に行ってきましたので、その時の内容をレポートしたいと思います。
風鈴灯と七夕飾り
鴨川会場は、北は御池大橋から南は四条大橋までの区間です。
京都駅から地下鉄に乗車し三条京阪駅で下車すれば、鴨川会場のちょうど真ん中あたりに行くことができます。
北から南の方に向かって、鴨川会場を見ていきましょう。
まずは、御池大橋の西側の河原です。
こちらには、たくさんの風鈴灯が置かれていました。
写真を撮った時は、まだ明るかったので光がわかりにくいですが、暗くなってくるとなかなか幻想的です。
風鈴灯は、その名の通り、風鈴が付いているので風が吹くと涼しげな音を出します。
音は、よく聞く風鈴のリーン、リーンではありません。
カランコロン
カランコロン
こんな感じの音でした。
京の七夕期間中に鴨川の納涼床で夕食をすると、風鈴灯の光と音を楽しめますね。
御池大橋から南下し、三条大橋と四条大橋の間に来ると7日と8日に行われる鴨川納涼の設営場所に着きます。
この付近には、竹灯りが設置されているようですが、今回の視察では見ていません。
竹灯りは、駅で貰った案内の写真を見ると線香花火のような感じです。
三条大橋と四条大橋の間の東側には、七夕飾りがあります。
七夕といったら、やっぱりこれですね。
しかし、七夕飾りは、数が少ないせいか見た目はパッとしません。
近くでじっくりと観たのですが、やはりイマイチですね。
以上が京の七夕鴨川会場の初日の様子です。
まだまだ1週間以上続きますので、初日以上に盛り上がってくるのではないでしょうか。
なお、京の七夕については、下記の公式WEBサイトで詳細をご覧になってください。