醍醐寺の忍者犬

毎年2月23日は、伏見区の醍醐に建つ醍醐寺で、五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)と餅上げ力奉納が行われます。

ということで、2月23日に醍醐寺を訪れました。

餅上げ力奉納

五大力尊仁王会は、「五大力さん」としいう呼び名で親しまれており、2月23日に盗難・災難除けの護符や五大力尊の分身御影が授与されます。

醍醐寺に訪れた目的は、もちろん、五大力さんにもあったのですが、やはり、餅上げ力奉納の方が興味があります。

仁王門をくぐると境内は、多くの参拝者であふれかえっており、たくさんお店が出ていました。

参拝者とお店で賑わう醍醐寺境内

参拝者とお店で賑わう醍醐寺境内

今回、初めて、醍醐寺に訪れたのですが、これほどまでに活気があるとは思いませんでした。

そして、すぐに餅上げ力奉納が行われている会場に向かうことに。

大きな餅

大きな餅

会場には、大きな餅があり、重さは90キロもあるそうです。

こんな大きな餅を抱えあげたら、腰を痛めてしまいそう。

しかし、チャレンジャーの中にそんな心配をしている人は、まったく存在しないようで、次から次に果敢に挑戦していきます。

餅を抱えあげている時間は、1分程度だったり、5分以上だったりします。

いつまで抱え続けることができるか

いつまで抱え続けることができるか

私が見ていた時は、女性の方が8分41秒抱え続けていました。

1位の方は、この時間よりももう少し長く、抱え続けたそうです。

他にも境内では、紫灯大護摩供も行われていました。

護摩焚き

護摩焚き

こちらも、周囲を多くの方が取り巻いていて、皆さん、お祈りをしていました。

ぬいぐるみと思ったら、本物の犬だった

さて、餅上げ力奉納も見終わったので、境内を散策してみようと思ったら、正面にぬいぐるみが落ちていました。

ぬいぐるみ?

ぬいぐるみ?

いや、このぬいぐるみは、動いているので、本物の犬です。

近くに寄って、じっくり見ると、背中に日本刀を背負った忍者犬でした。

忍者犬

忍者犬

誰かが、散歩に連れてきたのかと、辺りを見回してみたのですが、飼い主らしき人が見つかりません。

忍者犬も、自分の好きなように境内を歩いているような感じです。

たくさんの人の中を何も臆することなく、歩きまわっていたので、お寺で飼われている犬なのでしょうか。

この忍者犬については、「四季おりおり」さんの醍醐寺・五大力尊の記事にも掲載されています。他にも、当日の醍醐寺の模様を撮影した写真も多数掲載されていますので、ご覧になってください。

なお、醍醐寺は、地下鉄醍醐駅から京阪バスに乗車し、三宝院で下車し、徒歩すぐの場所に建っています。醍醐駅からは、徒歩12分ほどです。

また、春は桜が有名なので、花見の季節に訪れるのもいいですね。

コメント