京都の歴史一覧

滝口入道と横笛ゆかりの滝口寺

京都市右京区の嵯峨野に滝口寺というお寺が建っています。 もともとは往生院三宝院という名だったのですが、明治維新で廃寺となった後、昭和に入って再興されて現在の寺名となりました。 滝口寺という名は、高山樗牛(たかやまちょぎゅう)の小説「滝口入道」が由来となっています。

村山たか所縁の金福寺と圓光寺

京都市左京区の一乗寺に金福寺(こんぷくじ)と圓光寺というお寺が建っています。 この2つのお寺は、幕末、井伊直弼の愛人であった村山たかと深い関係があります。 村山たかをご存じない方が多いと思いますが、大河ドラマの第1作目の「花の生涯」のヒロインとして描かれた女性です。

積善院の人食い地蔵

京都市左京区の平安神宮の北に積善院(しゃくぜんいん)というお寺が建っています。 あまり有名なお寺ではないので、ご存知の方が少ないのではないでしょうか。 私が参拝した時も境内には誰もいませんでした。 もしかしたら参拝者がいなかったのは、境内に祀られている人食い地蔵が原因なのかもしれません。

攘夷実行の方法が検討された翠紅館

京都市東山区の京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)の参道に翠紅館(すいこうかん)という建物が建っていました。 翠紅館は、もともと西本願寺の別邸でした。 幕末には、勤王の志士と呼ばれた多くの人物が、ここで会議を行っています。

長州藩邸跡と桂小五郎像

地下鉄京都市役所前駅の改札を抜けて、地上に上がると、京都ホテルオークラの大きな建物が現れます。 今では全く面影が残っていませんが、この地は、江戸時代に長州藩の屋敷が置かれた場所です。

金売り吉次の別宅跡・願王寺

京都の町を散策していると、細い路地の奥に小さなお寺や神社を発見することがあります。 一体、何のためにこんなところに建てたのだろうと思って、説明が書かれた案内板があるか見回すのですが、そのようなものは見当たらず、結局、何もわからないまま立ち去ることがほとんどです。 京都市右京区の妙心寺近くにある願王寺も、路地の奥にある小さなお寺です。 しかし、ここには由緒書があり、それを読むと金売り吉次ゆかりの地であることがわかりました。