4月上旬に京都市左京区の宗忠神社(むねただじんじゃ)に参拝しました。
神楽岡に鎮座する当社は、登り坂になっている参道の両脇に多くの桜が植わり、毎年この時期に淡い紅色のトンネルができあがります。
一見、参道を上るのはしんどそうですが、桜を見ながらだと歩みが遅くなるので、意外と疲れにくく、お参りするなら桜の時期がおすすめです。
満開を保つ参道の桜
宗忠神社には、市バス停「岡崎道」から北に約10分歩くと到着します。
真如堂の赤門付近から西に目をやると、神楽岡が中腹からふもとにかけて薄紅色に。

神楽岡の桜
今年の京都の桜の開花は3月23日と早く、宗忠神社の桜は半分くらいは散っているかなと思ったのですが、うれしい誤算。
まだ満開を保ち、見ごろが続いていました。
鳥居から100メートルほど離れた場所から眺める参道の桜がなんとも美しい。
ただ、ここに来るたびに思うのが、道路わきの電柱がなくなればなということ。
電線が地中化されれば、もっと桜が見栄えするのですが、それだけのために京都市が予算を割くことはできないのでしょう。
鳥居の前に到着。
近くで見る桜は一つ一つの花が確認でき、遠目で見た平面的な桜とは違う立体的な姿を楽しめます。

鳥居わきの桜
この日は、鳥居の前で新郎新婦が写真撮影をしていたので、鳥居と参道の全体を写せず。
見上げる鳥居と桜がダイナミック。

見上げる鳥居と桜
空に息を吐いたように薄っすらかかる雲とともに爽快な眺め。
鳥居の両脇には、逆立ちする備前焼の狛犬もいるので見ておきたい。

逆立ちする狛犬
このような狛犬は、宗忠神社以外で見たことがありません。
鳥居をくぐり参道へ。
参道を見上げると桜のアーチ。

見上げる参道の桜
ほとんど散っている桜もありましたが、まだまだ華やか。
さすがに遠目で眺めたときより花数が少なめに見える。
石段を中ほどまで上ったところで振り返り、今度は桜を見下ろします。

見下ろす参道の桜
石段には、筆を縦に振って飛び散った絵の具のように桜の花びらが点々と貼りつく。
でも、風が吹けば、流れてしまいそう。
終わりが近い桜
石段を上りきり、宗忠鳥居をくぐって右を向くと、神井戸わきで八重紅枝垂れ桜が見ごろを迎えていました。

八重紅枝垂れ桜
しかし、まったく花をつけていない枝が目立ち、全体の半分くらいしか咲いていない感じ。
今年は、どこも八重紅枝垂れ桜の花つきがよろしくない。
八重紅枝垂れ桜は、年によって咲き具合にばらつきが出ます。
だからこそ、満開の姿を見られた時の感動はひとしお。
また、来年に期待しましょう。
神井戸から、数段ある石段を上り、横に長い拝殿の前へ。

拝殿
それでは、奥に建つ本殿にお参り。
宗忠神社には、神明宮本殿も並んで建っているので両方にお参りしておくべきなのでしょうが、今回は本殿のみで済ませました。
駐車場の隅に植えられているソメイヨシノは、半分以上の花を散らし、見ごろを終えようとしていました。

駐車場の桜
駐車場の東側のソメイヨシノは葉桜。

葉桜
例年なら、まだ満開なのですが、今年は散るのも早い。
宗忠神社の桜は、4月10日頃に見ごろを終えたと思われます。
八重紅枝垂れ桜は、4月12日頃まで咲いていたのではないでしょうか。
境内は数えられるほどしか人がおらず、静かに桜を見ることができました。
ここは、まだまだ穴場ですね。
この後は、竹中稲荷社に桜を見に行きます。
なお、宗忠神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。