4月初旬に京都府八幡市の石清水八幡宮に桜を見に行った後、背割堤(せわりてい)を訪れました。
背割堤は、宇治川と木津川の間にある堤防で、1km以上に渡り桜並木が続いています。
4月になると堤防上に薄紅色のトンネルができあがり、それを一目見ようと大勢の花見客がやってきます。
桜のトンネルをくぐる
背割堤の最寄り駅は、京阪電車の石清水八幡宮駅(いわしみずはちまんぐうえき)です。
駅では、観光案内所などで、お弁当やお土産が販売されていました。
年々、背割堤を訪れる人が増えており、駅も大賑わい。
背割堤では、露店も出ていますが、お弁当を持参して、桜並木の下の芝生に座って食べるのも気分爽快のはず。
駅を出て、北に約10分歩けば背割堤。
人の流れに従って歩けば、迷うことなく背割堤に到着します。
木津川に架かる御幸橋から眺める背割堤は、すでに桜が見ごろを迎え、堤防上に薄紅色のトンネルが完成していました。

背割堤
3月31日と4月1日の2日間、京都は雨が降りましたが、背割堤の桜はほとんど散ってない模様。
このところ、もやがかかったように大気が煙り、青空が霞んでいましたが、雨のおかげで随分と見晴らしが良くなりました。
雨上がりをずっと狙っていたんですよね。
満開の桜並木を澄んだ青空の下で見たいじゃないですか。
でも、期待したほど空気は澄んでおらず、間近に見える天王山が白っぽく見える。
背割堤では、3月28日から4月5日まで、京都やわた背割堤さくらまつりが開催されており、運営協力金100円が必要です。
入り口で運営協力金を納め、いざ堤防へ。
行きは堤防の上を西まで一方通行、帰りは堤防の下を入り口まで戻ってきます。
堤防に入ると、すぐに写真撮影をしたくなりますが、入り口付近は混雑しているので、写真は撮らず前に進むのが吉。
中ほどまでやって来ると、人が少なくなり始めるので、この辺りから撮影するのがおすすめ。

桜のトンネル
桜並木のトンネルをくぐると心が浄化されていく。
今春の背割堤は、昨年より人が多い印象。
中国からお越しの方は激減していますが、花見客は年を追うごとに増加していますね。
桜並木を見上げながら歩く
堤防の西端に到着。

堤防の西端
ここからは、堤防の左(北)か右(南)を選んで入り口に戻ります。
北側の遊歩道は人が少なめで、物思いにふけりながら静かに歩きたい方に適しています。

北側の遊歩道
ダイナミックな桜並木を見たい方は南側を歩きましょう。

南側の桜並木
堤防は、若干南に曲がっています。
だから、南側はカーブの内側から桜並木を眺めるので、視界に入る桜の本数が非常に多くなります。
そのため、よく見る春の背割堤の写真は、南側から撮影したものばかり。
そして、それを肉眼で見たい人が南側を歩くので、どうしても人が多くなるんですよね。
とは言え、だだっ広い背割堤ですから、1,000人以上いても、歩けないほど混雑することはありません。
西端の芝生には、樹齢100年以上のオオクスノキが植わり、それとともに眺める桜並木もなかなかのもの。

オオクスノキと桜並木
空の青と芝生の緑、その間に立ち並ぶソメイヨシノたち。
春を謳歌するというのはこういうことか。
草原には、タンポポや小さな花も咲き、それらの黄色が混ざって全体が黄緑色に。

草原と桜並木
遊歩道を歩く人は多くても、ここまで来る人は少ない。
南側の遊歩道を進み、途中で階段を上って堤防の北側へ。
堤防には何ヶ所かに階段が設置されているので、途中で南から北、北から南に移動できます。
北と南の両方から桜を眺めたい欲張りな方は、ぜひお試しあれ。

見上げる桜並木
何度も背割堤を訪れていると、北側の景色が好みになってきますね。
カーブの外側から眺める桜並木は、前方が視界から消えるのですが、それがどこまでも桜並木が続いているような錯覚を与えます。
入り口近くに戻ってきたところで、再び南側へ。
この辺りには、露店が等間隔に並び、唐揚げ、ホルモン焼き、ポテト、ケバブ、コロッケ、みたらし団子、海鮮串焼など、メニューが豊富。

露店と桜並木
私が背割堤を訪れたのは、午後2時30分頃でしたが、露店はまだ大勢の人で賑わっていました。
露店も、毎年数が増えているように見えます。
来場者が増えれば、そこにビジネスチャンスが生まれるのはどこも同じ。
露店の近くには、仮設トイレも男女ともに10基くらい設置されているので安心。
かつては、背割堤内にトイレがなかったのですが、運営協力金100円が徴収されるようになってから、京都やわた背割堤さくらまつりの期間に仮設トイレが並ぶようになりました。
トイレは、入り口付近に建っているさくらであい館にもあります。
また、石清水八幡宮駅の改札の中と外にもありますから、背割堤を訪れる前に済ましておくのが無難です。
そのさくらであい館には、展望塔があり、京都やわた背割堤さくらまつりの期間は300円必要ですが、それ以外の期間は無料で上れますよ。
1km以上に渡る桜並木を見下ろす体験は、他ではなかなかできないので、初めて背割堤を訪れた方は上っておくと良いでしょう。

桜並木と展望塔
御幸橋の下まで戻って来ると、木が描かれた大きな紙があり、そこにたくさんのシールが貼られていました。

シールで作った桜
背割堤の入り口で運営協力金を納めた時にもらえるシールをここに貼って桜を満開にするようになっています。
私も、赤色のシールを1枚ペタ。
もうほとんど貼る場所がない。
階段にも、今年から桜と川と芝生の絵が描かれていました。

階段に描かれた桜の絵
この前で記念撮影をする親子の姿も。
子供たちが、手すりの下のコンクリートを滑り台のようにして遊んでいました。
京都市内の桜の名所では、あまり見られない光景にほっこりしましたよ。
4月初旬の背割堤は、桜が満開でした。
この日は風が強めでしたが、散る花は少なく、まだまだ元気。
花の中心も赤くなっていなかったので、4月5日までは満開の状態を保っていそうです。
4月6日以降に行けば、運営協力金なしで入れるかもしれませんが、さくらまつりが延長されていれば100円が必要になる場合があります。
露店や仮設トイレは、4月5日で終了になると思います。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください