6月中旬に下御霊神社に参拝した後、北西に約10分歩き、京都市上京区の菅原院天満宮神社を訪れました。
菅原院天満宮神社は、その名からもわかるように菅原道真を祀る神社で、道真の生誕地とも伝わっていますね。
梅雨の晴れ間に本殿に参拝
菅原院天満宮神社には、地下鉄の丸太町駅から烏丸通を北に約3分歩くと到着します。
烏丸通に面して建つ鳥居。

鳥居
その後ろの神門には、巳年の絵馬がかかっています。
菅原院天満宮神社の神門には、その年の干支の絵馬がかかっているので、今年の干支が何だったか忘れても大丈夫ですね。
神門をくぐった左手に手水舎があるので、手と口を清めましょう。

手水舎
この日は、午前中は曇っていたのですが、菅原院天満宮神社に到着した頃から日差しが強くなり暑くなってきました。
まだ6月なのに35度に迫ろうかという気温。
手水鉢の後ろの枝垂れ梅が、すっかり夏らしい深緑色になっています。
石段を数段上がり本殿の前へ。
それでは、本殿にお参りをしましょう。

本殿
菅原道真は、学問の神さまですから、頭が良くなるように祈願しておきます。
受験を控えている方は、合格祈願にお参りすると良いでしょう。
境内の西側には、癌封じや皮膚病にご利益がある梅丸大明神が祀られています。

梅丸大明神
同じ社殿には、和融稲荷社もあり、商売繁盛、五穀豊穣、開運、酒造、交通安全にご利益があると信仰されていますよ。
整然と奉納された絵馬。

絵馬
天満宮と言えば牛。

牛の顔
牛の周りの木々の葉が緑色。
奥には、茶色い葉も見えますね。
境内の北側には、菅原道真が生誕時に使った産湯の井戸がありますよ。

産湯の井戸
井戸からちょろちょろと水が流れているだけでも、気分的に涼しく感じます。
産湯の井戸は、境内に設置されている蛇口から汲むことができますよ。

蛇口
私も以前に汲ませてもらいましたが、口当たりの柔らかいまろやかな水でした。
来る時には気づきませんでしたが、神門の脇でカシワバアジサイが見ごろを迎えていました。

カシワバアジサイ
形が整ったきれいなカシワバアジサイですね。
隣ではガクアジサイも咲いていました。
こちらは、形が崩れたようになっていました。

ガクアジサイ
暑さでガクアジサイもお疲れのようです。
梅雨の菅原院天満宮神社は、人が少なく落ち着いてお参りできました。
普段から人が少なめの神社ですが、これから本格的な夏を迎えると、参拝者がもっと減るかもしれませんね。
この後は、護王神社に参拝します。
なお、菅原院天満宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。