2011年の夏は、天得院、廬山寺、晴明神社の3ヶ所にキキョウを観に行きました。
この記事を書いているのは7月下旬なので、まだ、上記の他にもキキョウを観に行くかもしれませんが、とりあえず、現時点でキキョウの過去記事をまとめておきます。
天得院
まずは7月上旬に訪れた天得院です。
天得院は、東福寺の塔頭(たっちゅう)で、境内には庭園があります。
庭園はあまり広くありませんが、キキョウは満足できる程度に植えられていました。
訪れた日は、梅雨明けすぐだったこともあり、地面の苔はみずみずしさを保っていました。
また、キキョウの花は一重のものが多いのですが、天得院には八重咲きの珍しいキキョウも咲いていました。
釣鐘型の窓から眺める庭園も、風情がありましたね。
廬山寺
7月下旬には、廬山寺に訪れました。
廬山寺は、京都御苑の東に建っている源氏物語の作者の紫式部ゆかりのお寺です。
境内には、源氏庭という白砂と苔の庭があります。
キキョウは、苔の生えているところにたくさん植えられていました。
キキョウの観賞は、建物の縁側からになります。
なので、実際に庭に降りてキキョウを間近で見ることはできませんでした。
また、庭園が建物の南に配置されているからなのか、多くのキキョウの花が建物とは反対の方を向いて咲いていましたね。
なお、廬山寺は、庭園の他に源氏物語に関係する宝物が展示されているので、そういったものに興味のある方にもおすすめのお寺です。
晴明神社
廬山寺に訪れた日と同じ日に晴明神社にも訪れました。
晴明神社は、京都御苑の西、10分から15分ほど歩いた辺りに建っています。
なので、廬山寺からだと30分近く歩くことになります。
晴明神社の鳥居には、星のマークが描かれていますが、これは五角形をしているキキョウの花が由来となっています。
なので、境内には、いたるところにキキョウが植えられています。
また、天得院や廬山寺は拝観料が必要となりますが、晴明神社は拝観料が無料なので、気軽に訪れることができます。
晴明神社のキキョウは、八重咲きのものはありませんでしたが、花弁が4枚しかない珍しいキキョウが咲いていました。
探せば他にも珍しいキキョウが咲いているかもしれませんね。
以上が、2011年に訪れたキキョウの名所です。
夏の京都は暑いですが、満開のキキョウの花を観に行くのも良いものですよ。