初秋の石峰寺で咲くヒガンバナ・2022年

9月中旬に京都市伏見区の伏見稲荷大社に参拝した後、南に約5分歩き、石峰寺(せきほうじ)を訪れました。

石峰寺は、黄檗宗のお寺で、伊藤若冲が制作した五百羅漢があることで知られています。

でも、民家が建ち並ぶ一体にあることから観光で訪れる人は少なく、境内が混雑することはないですね。

秋の草花が咲く境内

石峰寺には、京阪電車の龍谷大前深草駅から東に徒歩約5分で到着します。

伏見稲荷大社から石峰寺に向かう途中にある墓地を通り、歯痛平癒祈願で知られるぬりこべ地蔵にお参りしました。

ぬりこべ地蔵

ぬりこべ地蔵

そろそろ彼岸ということもあり、墓地にはお墓参りで訪れた人たちが多かったです。

石峰寺の入り口に到着。

参道

参道

入り口はわかりにくいですが、石峰寺の説明を記した京都市の駒札が立っているので、それを目当てに歩けばたどり着けるでしょう。

細長い上り坂の参道を進み龍宮門にやって来ました。

龍宮門

龍宮門

龍宮門の前では、初夏によく見るムラサキツユクサが咲いており、夏の名残が感じられます。

龍宮門をくぐって境内に入ります。

境内

境内

境内は、夏を過ぎ初秋の風景が広がっていました。

参道わきには、小さな秋の花がたくさん咲いています。

秋の花

秋の花

シオンも薄紫色の花を咲かせていますね。

シオン

シオン

境内の奥に本堂があるのでお参りをしましょう。

本堂

本堂

石峰寺は、宝永年間(1704-1711年)に千呆(せんがい)禅師が創建した禅道場が始まりです。

当初は、諸堂が建つ大きなお寺でしたが、何度も火災に遭い、現在は、この本堂と庫裡(くり)を残すだけとなっています。

それでも、本堂は立派な造りで、堂内は広々としていますよ。

伊藤若冲の五百羅漢は、本堂の裏山にあり、拝観するには300円が必要です。

なお、五百羅漢は現在は撮影禁止となっており、スケッチもできません。

本堂にお参りをした後は、再び境内の景色を見て歩きます。

萩も、小さな花を咲かせ見ごろを迎えていました。

萩

龍宮門の近くでは、白色のヒガンバナも咲いています。

白色のヒガンバナ

白色のヒガンバナ

赤色のヒガンバナもないのかなと思ってあたりを見渡すと、木々の足元に隠れるようにして咲いているのを発見しました。

赤色のヒガンバナ

赤色のヒガンバナ

9月中旬から10月上旬にかけて、京都各所でヒガンバナが見られます。

お寺に行くと、見かけることが多いですね。

そろそろ石峰寺を去ることに。

短い時間でしたが、良いお参りができました。

この後は、宝塔寺に参拝します。

なお、石峰寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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