毎年11月は、紅葉狩りで京都にたくさんの旅行者や観光客の方が訪れます。
2020年は、新型コロナウイルスの影響で11月の京都は、例年よりも人が少なくなると思います。
だから、いつもの秋よりも、移動や拝観がしやすくなり、じっくりと紅葉を楽しめそうです。
ただ、今年は、コロナの影響により、拝観休止や事前の予約が必要になっているところがあるので、京都に紅葉を見に行く際に注意しなければならないことが増えています。
マスクは用意しておく
2020年は、京都のいくつかの観光名所で、マスクなしでは中に入れなくなっています。
現地でマスクが1枚50円などの値段で販売されていることもありますが、現地で調達できない場合もありますので、マスクは必ず持っていきましょう。
もしも忘れた場合は、コンビニやドラッグストアで購入してください。
拝観に事前の予約が必要な紅葉名所
2020年は、紅葉が見頃を迎える時期になると、事前に拝観予約をしなければならないところがあります。
圓光寺、金戒光明寺、無鄰菴などは、インターネット予約が必要です。
他にも、事前予約が必要なところがあるかもしれませんので、紅葉狩りの計画時に目的の観光名所の公式ホームページで予約が必要かどうか確認してください。
また、日中は予約不要でも、東福寺のように夜間拝観の場合は予約が必要なところもありますので、夜に出かける際も公式ホームページで予約が必要か確認してください。
拝観休止や期間限定になっている紅葉名所
コロナの影響で拝観休止になったり、拝観日が決められるようになっているところもあります。
大徳寺にある高桐院は、当面の間、拝観休止です。
また、法金剛院は、毎月15日だけの拝観となっています。
銀閣寺と相国寺は、秋の特別拝観が休止となっています。
他にも、拝観休止や限定的な拝観になっているところがあるかもしれませんので、紅葉狩りの計画時に各観光名所の公式ホームページで確認してください。
拝観料の値上げ
新型コロナウイルスの影響かどうかわかりませんが、拝観料が以前よりも高くなっているところが増えています。
かつては500円程度だったのが、1,000円以上になっているところもあります。
過去に行ったことがあるところでも、公式ホームページで事前に拝観料を確認することをおすすめします。
どこに紅葉を見に行けば良いのか?
2020年は、紅葉を見られなくなっているところもありますし、事前の予約が必要なところも増えています。
これまでのように現地に行って、紅葉がきれいなところを見つけ拝観するのは難しくなっています。
そんな状況で、どこに紅葉を見に行けば良いのかわからないという方は、神社に行くと良いでしょう。
神社は、ほとんどの場合が誰でもお参りできるようになっていますし、コロナの影響で境内に入れなくなっているところも見かけません。
以下は、紅葉がきれいな神社です。
神社は、境内に入るだけなら無料ですが、庭園や文化財などは拝観料が必要になります。
また、北野天満宮は、もみじ苑の拝観料が1,000円です。
嵐山と大原
他にこれまでとほぼ変わらずに紅葉狩りができるところとしては、嵐山と大原があります。
どちらの観光地も、各観光名所の拝観料に大きな変化がありません。
拝観休止になっているところも、私が調べた限りでは直指庵以外はないようです。
ただ、今後の状況次第で拝観休止となる場合がありますから、出かける前には公式ホームページで拝観できるかどうか確認しておきましょう。
2020年の京都の紅葉狩りは、いつもの秋よりも事前の準備が必要になります。
せっかく京都に来たのに事前予約が必要で入れなかったり、拝観そのものが休止になっていたら無駄足です。
京都に紅葉狩りにお越しの際は、事前に目的の観光名所の公式ホームページで拝観できるかどうか確認してください。