松尾大社を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

松尾大社

松尾大社

由緒

松尾大社(まつのおたいしゃ)は、大宝元年(701年)に秦忌寸都理(はたのいみきとり)が松尾山大杉谷の磐座(いわくら)の神霊を勧請し秦氏の氏神として社殿を建立したのが始まり。

祭神は、当初は大山咋神(おおやまくいのかみ)だけであったが、後に市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)も加えられ二神となる。

平安遷都(794年)後は王城鎮護の神として東の賀茂社、西の松尾社として尊崇された。

その後は、酒の神として信仰される。境内裏の「亀の井」と呼ばれる霊泉の水を醸造の際に酒に混ぜると腐らないという言い伝えが残る。

ご利益

酒業繁栄、商売繁盛、禁酒祈願、家内安全、交通安全、航海安全、延命長寿、開運厄除

松尾祭

貞観年間(859〜877年)から行われている松尾祭は、毎年4月末から5月にかけて行われる。神輿が桂川を船で渡る。

松風苑

松尾大社には、昭和50年(1975年)に重森三玲(しげもりみれい)が設計した庭園の松風苑がある。

松風苑は、上古の庭、曲水の庭、蓬莱の庭の3庭からなる。

松尾大社の境内に建つ4つの摂社

松尾大社の境内に建つ4つの摂社

右から衣手社(ころもでしゃ)、一挙社、金刀比羅社(ことひらしゃ)、祖霊社。衣手社は農耕・諸産業の神、一挙社は困難を一挙に解決する神、、金刀比羅社は商売繁盛・交通安全の神、祖霊社は松尾ゆかりの功績社を祀っている。

松尾大社の所在地

〒616-0024
京都市西京区嵐山宮町3(地図

松尾大社への行き方

阪急松尾大社駅から徒歩約3分

※松風苑は拝観料500円が必要。


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