秋深まりゆく梨木神社・2016年

10月中旬。

京都市上京区の梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝してきました。

梨木神社は、9月の萩と11月の紅葉が美しい神社として知られています。

10月は、その間なので、萩は見ごろを過ぎ、紅葉には早い中途半端な時期です。

でも、10月だからこそ人が少なく落ち着いてお参りできるはずです。

萩に埋め尽くされた参道

梨木神社は、地下鉄今出川駅から東に10分ほど歩いた辺りに建っています。

京阪電車の出町柳駅からだと、西に徒歩約10分ですね。

一の鳥居の前にやってきました。

一の鳥居

一の鳥居

一の鳥居の奥にはマンションが建っているので、ここからは梨木神社に入れません。

それにしても、このマンションは良い場所にありますね。

西隣は京都御苑ですから、葵祭や時代祭をすぐに見に行けます。

東を望めば大文字山があるので、五山送り火を室内から見れそうです。

ホテルを建てても、きっと人気が出たでしょうね。

マンションを迂回して二の鳥居の前にやってきました。

二の鳥居

二の鳥居

二の鳥居の前は萩でいっぱい。

どの萩も良く育っていて、人の背よりも高くなっていましたよ。

参道に入ります。

参道

参道

参道の両脇も萩でいっぱい。

すでに花期が過ぎていると思っていたのですが、割ときれいな花がたくさん残っていました。

参道の萩

参道の萩

萩の開花時期が遅れていたのでしょうか。

それとも、10月に入ってからの方が見ごろなのでしょうか。

そう言えば、何度か9月に参拝していますが、いつも萩の見ごろに早い感じだったので、10月上旬に訪れるのが良いのかもしれません。

参道の中ほどまで来ると、カエデの木が目立ち始めます。

参道のカエデ

参道のカエデ

カエデの葉が少しずつ赤くなりつつあります。

でも、まだまだ紅葉には早いですね。

それでも、秋が深まりゆくのがわかる風景です。

イチョウの木は、カエデよりも色づきが早いようで、上の方が黄色くなっていました。

イチョウ

イチョウ

そして、神門の前に到着。

神門

神門

神門をくぐると正面に拝殿が建っています。

拝殿と萩

拝殿と萩

拝殿の周囲にも、たくさんの萩が植えられています。

以前はこんなに多くの萩がなかったと思うのですが。

そのうち、境内が萩で覆い尽くされそうです。

それでは本殿にお参りをしましょう。

本殿と萩

本殿と萩

梨木神社の創建は明治時代です。

本殿に祀られているのは三条実萬(さんじょうさねつむ)とその子の実美(さねとみ)です。

三条実美は、文久3年(1863年)の八月十八日の政変で京都から追い落とされましたが、後に明治維新の実現に貢献しています。

しっかりとお参りをしておけば、何か大きなことを成し遂げる才能を授かれるかもしれませんよ。

本殿にお参りを済ませ、参道の萩も十分に観賞したので、梨木神社から出ましょう。

萩のアップ

萩のアップ

やはり10月中旬なので、萩は終わりに近づいていますね。

萩の花がすべて散った頃には、カエデの葉の色付きも進んでいるでしょう。

なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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