2016年2月9日に京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)が正式に国宝指定されました。
それを祝して、2月11日の建国記念の日に石清水八幡宮で記念式典が行われました。
私も、日頃からよく参拝する神社ですから、記念式典を見に行ってきましたよ。
本殿に参拝
石清水八幡宮は、男山の山頂に鎮座しています。
最寄り駅は京阪電車の八幡市駅です。
駅からは、ケーブルに乗車して男山の山頂に向かうのが便利です。
記念式典は午後2時から。
15分前に山上駐車場に到着すると、多くの車が停まっていました。
こんなにたくさんの車が停まっているのは、節分などの行事が行われる時くらいです。
多くの人が、石清水八幡宮の国宝指定を祝っているのがよくわかりますね。
式典が行われる南総門前では、多くの人が待機しています。
とりあえず南総門をくぐって境内に入り本殿にお参りです。
石清水八幡宮では以下の建物が国宝に指定されました。
- 本殿
- 摂社武内社本殿(せっしゃたけちしゃほんでん)
- 瑞垣(みずがき)
- 幣殿及び舞殿
- 楼門
- 東門
- 西門
- 廻廊(三棟)
一度に10棟の建物が国宝指定されることは稀だとか。
また、この他に棟札3枚も国宝指定されています。
上の写真に写っているのは楼門で、その奥に本殿などの建物が建っています。
通常は、楼門の前から本殿に向かって参拝します。
社殿内部も初穂料1,000円で拝観できますから、国宝指定を機に見ておくと良いでしょう。
記念式典
午後2時になり記念式典が始まりました。
式典には八幡市のマスコットキャラクターのタケちゃんも来ていましたよ。
こちらはノコちゃん。
八幡市は竹が有名で、発明王のエジソンが白熱電球のフィラメントに八幡市の竹を使ったと言われています。
毎年春になると、石清水八幡宮の近くでは男山で採れた筍も販売されていますよ。
タケちゃんとノコちゃんを合わせて筍となるのが、八幡市らしいですね。
石清水八幡宮の国宝指定を機にタケちゃんとノコちゃんも全国的に有名になっていくかもしれません。
石清水八幡宮の宮司さんのあいさつが始まりました。
これからは国民全員の宝となるので、大事に守っていくといった旨のことをおっしゃっていました。
続いて八幡市長からお祝いの言葉。
この後、八幡市議会からもお祝いの言葉がありました。
そして、いよいよ、くす玉割りです。
司会者の方の合図とともに紐が引っ張られ、パカッと金色のくす玉が2つに割れました。
くす玉からは、「祝 国宝 石清水八幡宮」の垂れ幕が出てきました。
くす玉が割られた後は、ノコちゃんから八幡市長に花束が渡されます。
その花束が、宮司さんに贈呈されました。
参列者からも盛大な拍手が贈られます。
これにて記念式典は終了です。
この後は、国宝指定の記念に用意された紅白のお餅が参列者に配られます。
事前に整理券が配られており、それを持っている方は、お餅をもらえます。
整理券を持っていなくても、列に並べば、お餅をいただけるということだったので私も並ぶことに。
しかし、自分の目の前でお餅が無くなってしまいました。
残念ですが仕方ないですね。
記念式典後には、展望台に行きました。
祝日と言うことで、八幡市の竹を使った竹細工を販売している八幡たけくらぶも営業していました。
私は、以前にコーヒーのマドラーやスプーンを購入したことがあります。
箸、靴べら、置物、孫の手など、たくさんの竹細工があるので、石清水八幡宮に参拝した後は、お土産に買ってはいかがでしょうか。
この日は晴天だったので、展望台から比叡山が見えました。
若干、モヤがかかっていましたが、山頂の雪も見えましたよ。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。