2026年09月一覧

扇屋が軒を連ねた五条大橋たもとにたたずむ扇塚

夏の暑さを乗り切るために冷房は欠かせない存在になっていますが、それがなかった時代は、うちわや扇子でパタパタと仰ぎ、体に涼風を送るのが当たり前でした。 現代でも、夏場にうちわや扇子を仰ぎながら歩いている人をよく見かけます。 特に京都は、扇子を扱っているお店がいくつもあるためか、他の地域より扇子の割合が高いように感じられます。 その扇子、かつては五条大橋のたもとで、たくさん作られていたという。

下鴨神社の印納社は古くなったハンコを埋納してくれる

日本国内には、変わった願い事を叶えてくれたり、珍しいご利益を授けてくれたりする神さまを祀る神社がいくつもあります。 京都市左京区の下鴨神社の境内に建つ印納社(いんのうのやしろ/いんのうしゃ)も、そういった神社の一つ。 印はハンコのことですから、印納社は、古くなったハンコを納める社だということが、その名からわかるかと思います。 下鴨神社の説明書にも、「古印を納め御守護を仰ぐお社」と記されています。

浅くて船が通れない白川にまつわることわざ

滋賀県大津市から京都市の鴨川まで流れている白川は、とても浅い川で船が通れません。 川沿いに住んでいる人は、普段から目にしていますし、なんなら足を浸けたこともあるでしょうから、船が使える川ではないとわかっています。 でも、白川を見たことがない人だと、それなりに水深がある川だと想像し、船も浮かぶものだと思っているかもしれません。

堀出シ町は花の御所の堀が由来

京都市上京区に堀出シ町(ほりだしちょう)という地名があります。 何やら買い物をすると、お手頃価格で良い品が手に入りそうに思えますが、掘り出し物を見つけられるという意味で名づけられたのではありません。 そもそも「堀」の字が違いますし。 かつて、この辺りは、室町幕府の花の御所があり、それが堀出シ町の由来と伝わっています。