冬に参拝した西院の高山寺・2024年

2月2日に京都市右京区の西院春日神社に参拝した後、南東に約5分歩き、高山寺にも参拝しました。

高山寺と言えば、栂尾(とがのお)にある世界遺産の高山寺が有名ですが、そことは別のお寺です。

西大路四条の交差点の北東角に建つ高山寺が、今回お参りするお寺であります。

お地蔵さまが目立つ境内

高山寺は、阪急電車の西院駅を出てすぐの場所にあります。

京福電車の西院駅(さいえき)からだと、西に徒歩約2分です。

高山寺の山門の前には、左側に淳和院跡の石柱、右側に高山寺と刻まれた石柱が立っています。

山門

山門

高山寺の石柱の側面には、以下の歌が刻まれていますよ。

くろだにを はやたちいでて こうさんじ さいのかわらを まもるみほとけ

山門をくぐって境内に入ると、正面に本堂が建っているのでお参りをしましょう。

本堂

本堂

本尊は、子安地蔵尊で子供を救うお地蔵さまとして信仰されています。

当寺は、西院(さい)にあることから、賽(さい)に通じ、この地が賽の河原と伝えられています。

高山寺の開基は善西と伝わっていますが、創建年代は不祥です。

本堂の前には、大きなお地蔵さまがいらっしゃいます。

大きなお地蔵さま

大きなお地蔵さま

3メートルくらいあるでしょうか。

立派なお地蔵さまですね。

そのお地蔵さまの後ろには、たくさんの石仏が重なるように祀られています。

たくさんの石仏

たくさんの石仏

賽の河原を連想させる石仏群であります。

本堂の縁側近くには、なでぼとけが鎮座していたので、撫でておきました。

なでぼとけ

なでぼとけ

こちらのお地蔵さまは、左手に子供を乗せていますね。

ナンテンとお地蔵さま

ナンテンとお地蔵さま

お地蔵さまの近くでは、ナンテンの赤い実がなっていました。

サザンカも赤い花を咲かせていましたよ。

サザンカ

サザンカ

ナンテンの実やサザンカの花を見ると、まだ冬真っただ中だと実感します。

木々が生い茂っているところに井戸がありました。

井戸

井戸

井戸の近くには、無造作に置かれた瓦がいっぱい。

瓦

これらの瓦には、何か意味があるのでしょうか。

境内を眺めます。

境内

境内

本堂の前の松の木が反るようにして天に向かって伸びていましたよ。

そろそろ高山寺から出ることに。

西院駅の近くは人通りが多めなのですが、参拝する人はほとんどいませんでした。

この後は、東山の恵美寿神社に参拝します。

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