梅雨の晴れ間に金戒光明寺で見るアジサイ・2023年

6月13日に京都市左京区の平安神宮の神苑を拝観した後、北東に約10分歩き、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)に参拝しました。

梅雨の時期の金戒光明寺では、アジサイを見ることができます。

アジサイは、それほど多くありませんが、梅雨の大寺院らしい景色を見られるので、6月になると金戒光明寺を訪れたくなりますね。

参道で咲くアジサイ

金戒光明寺には、市バス停「岡崎神社前」から北に約3分歩くと到着します。

岡崎神社前からだと、南門から境内に入ることになるのですが、今回は、南西角に建つ高麗門から境内に入ることに。

高麗門

高麗門

高麗門の左前には、「くろ谷」と刻まれた大きな石柱があり、浄土宗四ヵ本山らしい風格を漂わせています。

金戒光明寺が建つ地は、黒谷と呼ばれており、同寺も「黒谷さん」の愛称で親しまれていますね。

高麗門をくぐり、東に歩いていくと、左手に石段が現れます。

そして、石段を上ると、立派な山門が建っています。

桜の青葉と山門

桜の青葉と山門

山門も見事ですが、梅雨の晴れ間に見る桜の青葉も美しいですね。

山門をくぐると、また石段が現れます。

石段の下の参道を西に少し歩くと、塔頭(たっちゅう)の瑞泉院があり、その塀際で、西洋アジサイが見ごろを迎えていました。

色とりどりの西洋アジサイ

色とりどりの西洋アジサイ

赤色のアジサイもあれば紫色のアジサイもあります。

青色のアジサイも見られますね。

色が微妙に変化しているのがアジサイらしいです。

ガクアジサイもきれいに咲いていましたよ。

ガクアジサイ

ガクアジサイ

蓮池のアジサイ

山門の後ろの石段を上り御影堂(みえいどう)の前にやってきました。

御影堂

御影堂

御影堂の頭上には、本格的な夏が近づいているのを感じさせるような雲が見えます。

御影堂の左前にある手水鉢には、いつものようにアヒルがいっぱい並んでいますね。

手水鉢とアヒル

手水鉢とアヒル

最近は、このアヒル手水を見るのも、金戒光明寺の楽しみの一つになっています。

それでは、御影堂の中に入ってお参りをしましょう。

堂内は広々としており、中央には、浄土宗の開祖の法然上人の御影が祀られていますよ。

御影堂の階段下では、早いものでヒマワリが咲いていました。

ヒマワリと誠の旗

ヒマワリと誠の旗

誠の旗が風に揺れています。

御影堂にお参りを済ませた後は、そこから南東に歩き、蓮池にやって来ました。

蓮池のほとりでも、アジサイがたくさん咲き見ごろを迎えていますね。

蓮池のアジサイ

蓮池のアジサイ

蓮池に架かる極楽橋の近くには、ガクアジサイも。

ガクアジサイと極楽橋

ガクアジサイと極楽橋

蓮池は、その名のとおり、夏になるとハスの花も見られますが、この日はまだ咲いていませんでした。

ハスは、7月に入ってからですかね。

墓地の石段を上り三重塔の前にやって来ました。

そして、振り返ると、眼下に山門が見えます。

見下ろす山門

見下ろす山門

ここから見る京都の景色も見事なんですよね。

左奥の大きな建物は、ホテルオークラ京都です。

ホテルオークラ京都の後ろには、西山も見えますが、この日は、空気がややかすんでいたので、くっきりとは見えませんでした。

金戒光明寺のアジサイは、6月いっぱいはきれいに咲いていると思います。

梅雨の金戒光明寺は、人が少ないので、静かにアジサイを観賞できますよ。

この後は、真如堂にアジサイを見に行きます。

なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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