12月中旬に京都市東山区の法住寺に参拝した後、近くの智積院(ちしゃくいん)にも参拝しました。
智積院は、真言宗智山派の総本山ということもあり、広々とした境内を持っています。
四季折々の風景を楽しめるお寺なのですが、観光や旅行で訪れる人は少なく、6月の青葉まつり以外は混雑することがほとんどないですね。
12月は、京都全体で観光客が一気に減るので、智積院も、他の時期よりもさらに人が少なくなっています。
冬の景色
智積院には、京阪電車の七条駅から七条通を東に約8分歩くと到着します。
市バスだと、「東山七条」で下車してすぐです。
智積院の入り口に到着。
1ヶ月前に訪れた時は、まだ紅葉がきれいだったのですが、今は、すっかり散ってしまい冬の景色となっています。
参道も、カエデの木にはまったく葉が残っていません。
参道わきには梅の木も植えられているのですが、まだ開花しそうにはありませんでした。
早咲きの梅だと、2月上旬に咲き始めますが、境内全体で梅が見ごろになるのは2月下旬頃ですね。
参道の奥に建つ金堂は、まだ修理中です。
でも、中に入ってお参りをすることはできますよ。
今回は、外から本尊の大日さまにお参りをしました。
金堂から北に歩き、石段を上った先には、真言宗の開祖の弘法大師を祀った大師堂があります。
金堂の裏側にやってきました。
こちらは、梅雨にアジサイがきれいに咲きます。
梅の木も多く植えられているので、2月から3月に訪れるのもおすすめです。
カエデの木に少しだけモミジが残っていました。
このモミジも、近いうちに散ってしまうのでしょうね。
サザンカは、たくさんの花を咲かせています。
つぼみが、まだたくさん残っているので、これからもっと多くの花を咲かせそうです。
金堂の南側に建つのは明王殿です。
中には、不動明王が祀られていますよ。
この日は、珍しくご婦人のグループが明王殿の中に入っていきました。
観光で智積院を訪れたようですね。
このご婦人のグループ以外は、境内で人の姿をほとんど見かけませんでしたよ。
鐘楼堂近くにやってきました。
鐘楼堂の周囲にはたくさんのカエデが植えられていますが、どの木も枝だけの状態になっています。
コケも、緑色ではあるもののみずみずしさを失っている感じですね。
入口から参道を北に向かって歩きます。
そして、総門の前にやってきました。
総門の向こうに見えるのは七条通です。
緊急事態宣言が出ていた時は、ガラガラだったのですが、今は、多くの車とバスが走り、以前の状況に戻っていましたよ。
そろそろ智積院から出ることに。
帰りは、北側から外に出ました。
この後は、豊国神社に参拝します。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。