夏の最勝院で咲くキキョウ・2021年

7月下旬に京都市左京区の南禅寺に参拝した後、近くの最勝院にも立ち寄りました。

南禅寺は有名なお寺で、旅行者や観光客の姿をよく見かけますが、最勝院を訪れる人は少ないです。

特に京都の観光客が減る夏は、最勝院で人を見かけることはほとんどないですね。

本堂の前でキキョウが咲く

最勝院の最寄り駅は、地下鉄の蹴上駅です。

駅からは、北東に徒歩約10分です。

南禅寺の境内を通って水路閣にやってきました。

水路閣をくぐって山の中に入っていく途中に最勝院があります。

水路閣

水路閣

最勝院の入り口の前にやってきました。

入り口

入り口

この付近は、カエデの葉に覆われて日陰が多く、水路閣の水も流れているためか、ひんやりとしています。

石段を上り、参道を歩きます。

そして、山門をくぐって境内へ。

境内

境内

境内に入ると、正面に本堂が建っています。

本堂の少し前では、キキョウが、青色の花をたくさん咲かせていました。

キキョウ

キキョウ

キキョウは、この1ヶ所だけにしか植えられていませんが、本堂の前とあって、とても目立っています。

青色の花に混ざって白色の花が咲いていますね。

白色のキキョウ

白色のキキョウ

キキョウの後ろには、アジサイも見えます。

青色のキキョウ

青色のキキョウ

キキョウは、すでに萎れている花もありましたが、つぼみが多く残っていたので、8月中旬までは、きれいな花を咲かせていそうです。

キキョウと山門

キキョウと山門

それでは、本堂にお参りをしましょう。

ここ最勝院は、永観堂の住持を務めた駒道智大僧正が隠棲した地です。

当院には、駒道智大僧正が祀られています。

山の中に入っていくと奥の院がありますが、今回は、そこまでは行かないことに。

山の中は涼しそうですが、奥の院まで行くのにたくさんの汗をかき、体が疲れそうですからね。

先ほど見たアジサイに近づくと、花が、そろそろ終わろうとしていました。

アジサイ

アジサイ

本格的な夏が到来し、京都ではほとんどのアジサイが終わっていますが、最勝院では、まだきれいな花が少しだけ咲いています。

境内から空を見上げます。

お堂と山

お堂と山

緑色の山が、まさに夏といった感じであります。

それにしても、境内は、よく日が差すので暑いです。

こちらは縁結びの松。

縁結びの松

縁結びの松

松にサルスベリとカエデがくっついていますよ。

サルスベリの花も見られるかなと思ったのですが、まだ咲いていませんでした。

8月には、サルスベリも花を咲かせていることでしょう。

本堂にお参りを済ませ、キキョウも見たことですし、そろそろ境内から出ます。

帰りは、再び南禅寺の境内を歩きます。

南禅寺の参道も、日陰が少なく、非常に暑かったです。

なお、最勝院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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