夏の南禅寺で見るハスと無人の境内・2021年

7月下旬。

京都市左京区の平安神宮に参拝した後、南禅寺にも参拝しました。

夏の南禅寺では、参道沿いにある池でハスが花を咲かせます。

でも、南禅寺でハスを見られることを知っている人は少なく、夏はほとんど人がいないですね。

池で咲くハス

南禅寺の最寄り駅は、地下鉄の蹴上駅です。

駅からは、北東に7分ほど歩くと南禅寺に到着します。

参道の両脇には、旅館や飲食店が並んでいますが、今はどの施設も人が少なそうです。

参道

参道

参道でも、人の姿をほとんど見かけません。

参道を東に進み、中門の手前にやって来ると、駐車場の近くに池があります。

池は、ハスの緑色の葉で覆いつくされていました。

池の南側

池の南側

池の中央には、橋が架かっています。

橋の南側の池はハスの花が咲いていましたが、北側の池はほとんど咲いていませんでした。

池の北側

池の北側

南側の池では、仲良く並んでピンク色のハスの花が咲いていました。

並んで咲くハス

並んで咲くハス

大きな葉に隠れるようにして咲くハスの花。

葉に隠れるハスの花

葉に隠れるハスの花

池全体では、ハスの花は、あまり咲いていませんでした。

訪れた時間が正午だったこともあり、咲いているハスも、花びらを閉じようとしていました。

参道のわきでは、和菓子ののぼりが数本立っていました。

和菓子ののぼり

和菓子ののぼり

青色や緑色がさわやかですね。

人がいない境内

中門をくぐって境内に入ります。

人気の三門の前に全く人がいませんでした。

三門

三門

こんなことは珍しいので、何枚も写真を撮りましたよ。

三門の下にも人がいません。

三門の柱

三門の柱

太い柱越しに青モミジと青空を眺めます。

写真で見ると清々しい風景ですが、この日は猛暑日だったため、非常に暑かったです。

三門から東に進み、法堂(はっとう)の前にやってきました。

法堂

法堂

それでは、法堂にお参りをしましょう。

天井の龍もしっかりと拝んでおきました。

法堂の中からは、ひんやりとした風が外に漏れ、しばし涼むことができましたよ。

お寺のお堂は、不思議と涼しいですね。

境内の南側にある水路閣にやってきました。

水路閣の近くは、観光客の方が数人いらっしゃいました。

この付近は、日陰が多いので、南禅寺の境内の中でも割と涼しいです。

水路閣の柱の穴を覗きます。

無人の水路閣

無人の水路閣

いつもは、記念撮影をしている人がいて、なかなか無人の写真を撮れないのですが、この日は難なく撮影できました。

例年の夏だと、南禅寺では海外の旅行者の姿を見かけるのですが、今年の夏は日本人観光客がちらほらといる程度です。

夏が終わるまでは、南禅寺は混雑しそうにないですね。

南禅寺のハスは、8月初旬まではきれいに咲いていそうですよ。

昼は暑く、ハスも花を閉じるので、できるだけ午前中に参拝することをおすすめします。

この後は、最勝院に参拝します。

なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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