松花堂庭園で咲くサツキ・2021年

5月下旬。

京都府八幡市にある松花堂庭園を拝観しました。

松花堂庭園は、2018年の大阪北部地震の被害により、現在庭園の一部のみの拝観となっています。

そのため、拝観料は100円と格安になっています。

その安さに魅かれて松花堂庭園を拝観しようと思った次第です。

見ごろに入ってきたサツキ

松花堂庭園は、京阪バス停「大芝・松花堂前」で下車してすぐです。

京阪バスには、京阪電車の石清水八幡宮駅から乗車できますが、樟葉駅から乗る方が便利です。

「大芝・松花堂前」より1つ前の「中央センター前」で降り、東に7分ほど歩いて松花堂庭園に行く方が、バスの待ち時間が少ないですよ。

拝観受付で100円を支払い、庭園の中へ。

庭園入り口

庭園入り口

庭園では、サツキが咲き始めていました。

庭園の入り口付近のサツキの前には、竹で作った半円の柵のようなものがありますね。

入り口付近のサツキ

入り口付近のサツキ

八幡市の竹は、エジソンが白熱電球のフィラメントに使ったと言われています。

順路に従い、庭園の外園を反時計回りに進んでいきます。

遊歩道わきのサツキ

遊歩道わきのサツキ

遊歩道わきには、多くのサツキが植えられており、赤色の花を咲かせていました。

この辺りのサツキは、花数が少なめですね。

遊歩道わきには、多くのサツキが植えられています。

石畳とサツキ

石畳とサツキ

満開になると、赤色の壁が出来上がるんでしょうね。

庭園の中を流れる遣水(やりみず)には、カラーの白い花もたくさん咲いていましたよ。

カラー

カラー

新緑と一緒に見るサツキも美しいですね。

サツキと新緑

サツキと新緑

すでに京都は梅雨に入っていますが、初夏らしい景色であります。

遣水と一緒に眺めるサツキ。

遣水とサツキ

遣水とサツキ

遣水には、アサザの黄色い花も咲いていましたよ。

アサザ

アサザ

アサザは、準絶滅危惧種の珍しい植物です。

八幡市では、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)でも見ることができますよ。

庭園の北側にやってきました。

この付近のサツキは、咲き進むのが早く、花と葉が半分ずつくらいの面積になっていました。

きれいに刈り込まれたサツキ

きれいに刈り込まれたサツキ

美術館別館の前のサツキと芝生が、とてもきれいであります。

美術館別館とサツキ

美術館別館とサツキ

美術館別館の入り口付近のサツキは、見ごろを迎えていますね。

美術館別館前のサツキ

美術館別館前のサツキ

これから、もっとたくさんの花を咲かせ、さらに華やかな姿を見せてくれそうです。

松花堂庭園のサツキは、5月下旬で見ごろに入っていました。

まだ、花数が少ないサツキも多かったので、6月上旬までは見ごろが続くと思います。

次回は、松花堂庭園の新緑と竹林を紹介します。