3月下旬。
京都市左京区のインクラインの桜を見た後、東に3分ほど歩き、南禅寺に参拝しました。
南禅寺は、秋の紅葉が美しいお寺として有名ですが、春は桜も見ることができます。
蹴上付近では、比較的人気のある観光名所で、国内だけでなく海外からも旅行者が多く訪れます。
ソメイヨシノが見ごろに入る
南禅寺の最寄り駅は、地下鉄の蹴上駅です。
駅からは、北東に6分ほど歩けば、南禅寺の入り口の中門の前に到着します。
中門の北側には勅使門が建っており、その前は、駐車場となっています。
駐車場のソメイヨシノは、7分咲き程度まで咲き進み、見ごろに入っていました。
でも、中門近くのヤマザクラは、ほとんどの花が散り、茶色の葉が目立つ状態。
中門まで来る途中に植えられていたヤマザクラも、こんな感じで、ほとんどが見ごろを終えていました。
中門をくぐります。
そして、三門の前にやって来ました。
三門の右側のソメイヨシノは満開に近い状況まで咲き進んでいますね。
でも、左側のソメイヨシノは、ほとんど咲いていませんでした。
すでに散ってしまったのかと思いましたが、近くに寄って枝の先を見ると、つぼみがたくさんあったので、これから咲き始めるところです。
三門の柱越しに境内の桜を眺めます。
今春の南禅寺は、とても人が少ないですね。
新型コロナウイルスの影響で、参拝者の数が激減しています。
おかげで、桜が見ごろの南禅寺境内で、無人の写真を撮影できました。
この日は、きれいに空も晴れ、まさにお花見日和。
良い時期に来ることができました。
それでは、三門の東に建つ法堂(はっとう)にお参りをしましょう。
法堂から眺める桜。
南禅寺は、毎年、夏に人が減りますが、今年の春は、夏より、人がやや多い程度です。
ここまで人が少ないと寂しいですね。
でも、南禅寺に観光で訪れるなら、今が絶好の機会とも言えます。
法堂の脇に植えられているソメイヨシノは、ほぼ満開です。
この日の南禅寺で特に華やかだったのが、境内の北側にある僧堂に植えられた桜でした。
塀を飛び越えるようにして、薄紅色の桜の花が無数に咲いています。
まさに見ごろの最盛期でした。
僧堂の近くは、この桜を見るために人が集まってきており、皆、カメラを構えて、その美しい姿を写真に収めようとしていましたよ。
南禅寺の境内から出ます。
そして、北西に2分ほど歩いて豪邸が建ち並ぶ一角にやって来ました。
小川の向こうに満開の枝垂れ桜が見えます。
豪邸の庭にも、枝垂れ桜が何本も植えられています。
豪邸の枝垂れ桜は、まだ少し見ごろには早い感じでしたが、それでも、青空の下で、紅色の花をきれいに咲かせていましたよ。
南禅寺の桜は、3月下旬に見ごろに入っています。
開花は、周辺の桜の名所より、やや遅かったようで、4月初旬までは見ごろを保っていそうです。
この後は、桜花苑と熊野若王子神社の桜を見に行きます。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。