2月3日。
京都市伏見区の伏見稲荷大社に参拝しました。
2月3日は、毎年、多くの神社やお寺で節分祭が行われますが、伏見稲荷大社でも、もちろん節分祭が行われます。
今回の参拝は、節分祭に参加することが目的であります。
外拝殿で行われた豆まき
伏見稲荷大社の最寄り駅は、JRの稲荷駅です。
駅を出るとすぐに第一鳥居が建っているので、迷うことはありません。
京阪電車の場合は、伏見稲荷駅から東に徒歩約5分です。
参道に入ります。
普段は、海外からの旅行者が多い参道ですが、この日は、いつもより人が少な目でした。
新型コロナウィルスの流行で、中国からお越しの方が少なくなっているようです。
参道脇には、初午大祭ののぼりが立っていました。
毎年、初午の日に伏見稲荷大社では初午大祭が催されます。
2020年の初午大祭は、2月9日です。
参道を進み楼門をくぐると、正面に外拝殿(げはいでん)が建っています。
節分祭の豆まきは、この外拝殿で行われます。
豆まきが始まる前に本殿にお参りをし、商売繁盛を祈願しておきましょう。
本殿前の石段脇に立つ志るしの杉の上には、福笑いのお面のような円形の飾りが付いていましたよ。
本殿の南に建つ神楽殿からは、琴の音色が聞こえてきます。
何かの神事のようですね。
伏見稲荷大社の節分祭は、午前9時からの祭典の後、午前11時30分、午後1時の3回、外拝殿で豆まきが行われます。
私は、午前11時30分の豆まきに参加する予定ですが、まだ40分ほど時間があるので、境内を見て歩き時間を潰しました。
そして、15分前に外拝殿に戻ってきました。
外拝殿の周囲は、豆まきが始まるのを待つ人が陣取っていましたが、全く混雑していません。
おかげで、南西角の良い位置を確保できました。
ここからなら、すぐに福豆を取れそうです。
午前11時30分が近づくと、参道から福男、福女、福娘の方々が外拝殿に向かって歩いてきました。
そして、外拝殿を半周して、東側から昇殿します。
外拝殿に昇った福男、福女、福娘の方々は、福豆が入った枡を持ち、豆まきの開始を待ちます。
そして、11時30分になり、豆まきが始まりました。
私は、外拝殿に近過ぎたため、福豆が頭上を通り過ぎていきます。
これだと、福豆を取れそうにないので、福男のお兄さんにおねだりして、福豆を1ついただきました。
福豆をいただいたので、外拝殿から離れて、豆まきの様子を眺めます。
伏見稲荷大社の豆まきの掛け声は、「福は内」だけでした。
鬼が登場しないので、「鬼は外」とは言わないのでしょうか。
外拝殿の南側の豆まきも賑わっています。
福豆が、たくさん宙に舞います。
投げられる福豆は量が多いので、1つも取れないことはなさそうです。
「ふくはーうちー」の掛け声が響き渡ります。
福男、福女、福娘の方々だけでなく、一般の参拝者も、とても楽しそうです。
豆まきの様子は、動画にも収めていますので、ご覧になってください。
冬の青空の下、外拝殿の周りは、豆まきに参加した参拝者たちで大賑わいでしたよ。
豆まきは、約5分で終了しました。
これだけ短いと、ほとんど疲れませんね。
想像していたよりも人が少な目だったのも良かったです。
なお、伏見稲荷大社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。