7月下旬。
京都市東山区に建つ恵美須神社に参拝しました。
恵美須神社は、1月の十日ゑびすに多くの参拝者が訪れ、境内がとても賑わいます。
でも、普段は参拝する人が少な目で、境内が混雑することはありません。
特に夏は、京都を訪れる旅行者や観光客の方が少なくなるので、有名な観光名所でも人が少なくなりますね。
夕方の境内
恵美須神社は、京阪電車の祇園四条駅から南東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
時刻は午後5時前。
恵美須神社の一の鳥居の前に到着しました。
一の鳥居をくぐり境内に入ります。
人がチラホラと見える程度で、全く混雑していません。
一の鳥居をくぐった右側には、財布塚と名刺塚が並んでいます。
恵美須神社は、商売繁盛のご利益で有名な神社ですから、仕事と関係のある財布や名刺の塚があるんでしょうね。
一の鳥居の近くには、恵美須さまの像もありますよ。
体がやや黒くなっています。
二の鳥居の近くには、白色の恵美須さま。
こちらの恵美須さまは、笑顔がすばらしいですね。
見ているだけで、良いことがありそうです。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿には、八代言代主大神(やえことしろぬしのおおかみ)、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)が祀られています。
八代言代主大神が恵美須さまと呼ばれている神さまですね。
それでは、商売繁盛を祈願しましょう。
恵美須さまと言えば、商売繁盛の笹が有名ですが、これは京都の恵美須神社独自のお札の形態が広まったものだそうです。
竹の葉である笹は、節目正しく素直に伸び、弾力があり折れない、葉が落ちず常に青々と繁るといった特徴があることから、家運隆昌や商売繁盛の象徴となっています。
こちらは、天満宮です。
天満宮と言えば、祭神は、学問の神さまの菅原道真ですね。
頭が良くなるように祈願しておきましょう。
本殿の奥には、八幡神社と猿田彦神社も並んでいますよ。
恵美須神社の境内には、先ほど見た恵美須さまの像以外にも、恵美須さまがいらっしゃいます。
ちょっと気づきにくいですが、二の鳥居の上の部分に笑顔の恵美須さまがいらっしゃいますよ。
恵美須さまの下には、熊手のようなものが設置されています。
ここには、参拝者が投げ入れた賽銭がいっぱい。
私も以前に賽銭を投げ入れたことがありますよ。
本殿にお参りを済ませた後は、本殿脇の板をコンコンと叩きましょう。
恵美須さまは耳が遠いので、このようにしてお参りに来たことを知らせなければ願い事を聞いてくれません。
帰りは西側の門から外に出ました。
西側には鳥居がないので、ここが神社だとは気づきにくいですね。
恵美須神社は、繁華街の祇園の近くにありますが、人が少な目です。
静かに商売繁盛を祈願したい方は、恵美須神社にお参りすると良いでしょう。
なお、恵美須神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。